【緊急連絡】祝島島民の会ブログより
以下、祝島島民の会blogより
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【緊急連絡 残りのブイ7基が設置されてしまいました】
http://blog.shimabito.net/
本日未明、中国電力は
上関原発建設予定地の海の埋め立て工事区域を示すブイ9基のうち、まだ設置していなかった残りの7基を設置しました。10/7に2基を設置した前回と同様に、9/10から阻止行動が続けられている田名埠頭とは別の場所から運んできたブイを、今回は作業台船7隻で夜中から夜明け前の間にいっせいに設置したものとみられます。
まだ海上が暗い午前5時半ごろにはすでに作業は終わっていたのを海上で確認した島の人もいて、その人によると作業台船は島の船が接近するまでは暗い中での作業にも関わらずわずかな明かりしかつけておらず、接近したとたんに慌てたように大きなライトを照らしたとのことです。
今回運ばれたブイも中古品のようで、塗装はされていましたがモノ自体は使い古して傷んだり凹みがあるようなものもあったとのことです。中国電力はブイ2基を設置した10/7以降、「対話の努力は続ける」とマスコミ等へも発表しながら、結局、祝島へのアプローチは漁業者らに漁場でもある埋め立て海域での阻止行動を禁止する訴えを起こしたのみでした。
(※田名埠頭での阻止行動についてではありません。この件については後日詳しくお伝えします。)
また昨日には専門家や研究者の方たちが原発建設予定地周辺の自然の希少性や中国電力のずさんな調査について環境副大臣と面談を行うなどしたところです。
祝島をはじめとした上関町内の4割ちかくにのぼる原発建設を望まない地元住民に対してきちんとした説明や理解を得る努力をせず、また自然環境への影響についても十分な調査や第三者からの公正な検証も行わず、既成事実を積み上げることでなし崩しに海の埋め立てを始めてしまおうと中国電力はしています。
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昨日は環境副大臣と面談後、都内で報告会が開かれたばかりでした。
「がんばれ祝島!守れ長島!
カンムリウミスズメ、スナメリ、生物多様性の宝庫を守れ」
http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=841
脱原発、自然保護、平和を望む市民が集まり、埋め立て予定地を何度も訪れ
そこに在る海と自然のすばらしさを、各分野の第一線の研究者の方々が
貴重な映像をまじえて伝えていました。
「ミツバチの羽音と地球の回転」制作プロジェクトは
今後も随時ブログでニュースの発信・共有をしていきたいと思います。
◎これまでの上関原発に関する情報
http://888earth.net/staffblog/cat19/
◎「日本野鳥の会」が小冊子「カンムリウミスズメの海をまもろう!」プレゼント
http://888earth.net/staffblog/2009/10/post-13.html
staffフジイ