2009年11月 3日

11月4日締め切り! プルサーマルの中止を求める要望書

プルサーマルよりカーニバル!!
http://carnivals.blog93.fc2.com/

*関連NEWSはこちらより⇒
【玄海原発プルサーマル問題 :佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの】
http://www.saga-s.co.jp/news/genkai_pluthermal.html
 
*市民発信のニュースサイトPJニュース
「疑い残したままMOX燃料装てん=佐賀・プルサーマル」
http://news.livedoor.com/article/detail/4398424/
 


以下、制作スタッフの冨田さんより

+++

冨田貴史@ただいま熊本です。

玄海原発では、早ければ今週中にもプルサーマル試運転が始まろうとしています。様々な立場の人達が再三にわたり要望書や意見書、質問書を送っているものの、納得のいく回答のないまま今に至っています。

しかし、佐賀でも福岡でも、諦めない人たちによる行動が日々続いています。そして急遽、緊急の要望書を提出する事になりました。


4日締め切りと急ではありますが、賛同団体を募っています。団体数が一つ増えることが、現地の方々を勇気づけます。お店でもグループでも、どんな団体でもかまわないそうですから、ぜひご協力ください。

 

尚、文中にある署名の総数の詳細は以下の通りです。


佐賀県    59,186 筆
佐賀県外  408,426 筆  
合計    467,612 筆 
(11月2日時点)


よろしくお願いします。


以下、転載・転送、大歓迎です。

 

全国のみなさまへ緊急のお願い


■■■■■■玄海原発プルサーマル中止要望書への賛同団体募集■■■■■■

      〆切  11月4日朝10時

    (重複ご容赦願います。転送大歓迎!)


九州電力玄海原発3号機は10月15日にMOX燃料を装荷、起動へ向けて保安院の検査後、
11月上旬に起動、12月上旬に本格稼働の予定です。

当該県の佐賀県、隣県の長崎、福岡では地道な中止要請活動を続けてきましたが、
すべてが一蹴されてきました。


全国から寄せられた佐賀県議会への44万人の署名もむなしく否決され、15日に燃料装荷されたのです。
(署名は現在も増え続け、46万人になっています。)


けれども、あきらめるのは早すぎます。原子炉は、まだ、起動されていません!

起動され、本格稼働となれば、後世に「解決できない負の遺産」を残してしまいます。

その前に、なんとしても止めます!

そこで、あさっての11月4日に、内閣総理大臣、経産大臣、環境大臣、

佐賀県知事、玄海町長、九州電力へ、プルサーマルの中止を求める要望書を提出します。


大変差し迫ったお願いで恐縮ですが、緊急で賛同団体を募集いたします。


第1次〆切:11月4日朝10時。(その後も行動を予定していますので、受付を続けます。)

集約先: tampop@wmail.plala.or.jp(山中)


全国のたくさんの団体の賛同と、九州の動きへの注目をお願いいたします。

活動の様子は 「みらい実行委員会」のブログ↓
http://carnivals.blog93.fc2.com/
でご覧ください。

 

要望書は以下の通りです。

(時間がないので、募集と要望書編集をほとんど同時進行で行っています。

提出先、呼びかけ団体、要望内容ともに若干の変更の可能性がありますが、どうぞご了承ください。)

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2009年11月 日


内閣総理大臣 鳩山由紀夫様
経済産業大臣 直嶋正行様
環境大臣 小沢鋭仁様
佐賀県知事 古川康様
玄海町長 岸本英雄様
九州電力株式会社 代表取締役社長 眞部利應様


要望書


46万人もの人々がプルサーマルの中止を求めています
人々の声を無視しないでください!
玄海原発プルサーマルを中止するよう、強く要望します


玄海原発プルサーマル計画は、安全性に関して、また使用済みMOX燃料の処理方法等に関して、様々な問題が指摘されています。2009年9月14日、佐賀県知事と佐賀県議会議長宛に提出されたプルサーマル中止を求める全国からの署名は44万筆にも達しました(提出団体:「NO!プルサーマル佐賀ん会」)。その後も署名は増え続け、現在なんと46万筆を超えています。これはプルサーマル計画が強行されている現状に対して、プルサーマルを止めて欲しいという市民の強い願いがどんどん大きくなっている証です。(MOX燃料とは、ウランとプルトニウムを混ぜてつくった燃料です。)


私たちは、以下の問題が未解決であることを改めて確認します。

1) 
ウラン燃料用に設計された原子炉で、世界でも類のない高濃度のプルトニウムを使用します。プルトニウムは、ウランよりも核分裂しやすく、制御棒の効きが悪くなります。猛毒のプルトニウムは、些細な故障やミスでも甚大な被害につながります。

2) 
MOX燃料の検査データが公表されていません。フランスの同じ工場でつくられた関西電力の燃料からは、自主検査の結果、大量の不合格品が出ています。原子力安全・保安院は、関西電力が不合格としたレベルの燃料が玄海原発で使用される可能性を否定していません。にもかかわらず、九州電力は、安心・安全を求める市民の願いを聞き入れず、検査データの公表を拒み続けています。

3) 
MOX燃料の検査基準に関して、国は法的根拠のある具体的な判断基準を持っていません。国が行なう輸入燃料体検査に合格したとしても、法的裏付けのある具体的な検査基準に則ったものではなく、安全性が確保されているとはいえません。

4) 
使用済MOX燃料の処理方法が、まだ決まっていません。高温で放射能が強いため、長期にわたって冷却貯蔵しなければなりません。このままでは、地元玄海町が放射性廃棄物の「ゴミ捨て場」になってしまいます。子どもたちに負の遺産を遺すことになります。

5) 
プルサーマルは、国策である核燃料サイクルの一環として進められていますが、サイクルの中核施設である青森県六ヶ所村の再処理工場は、相次ぐトラブルのために運転が行き詰まっています。核燃料サイクル自体が破綻しています。


私たちは、未来の世代の命に関わるこれらの問題が解決されるまで、玄海原発3号機でのプルサーマル実施を中止するよう、強く要望いたします。


要望事項

玄海原発プルサーマルを中止してください!

 

【呼びかけ団体】
みらい実行委員会(福岡県)
日本熊森協会福岡県支部(福岡県)
プルサーマルと佐賀県の100年を考える会(佐賀県)
からつ環境ネットワーク(佐賀県)

【賛同団体】
九電消費者株主の会(福岡県)

以下省略


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