ヒロシマ平和映画祭2009@広島 Connected Cafe vol.2@東京
"映画交歓都市・ヒロシマの創造に向けて"
11/20~12/12 メインイベント、はじまっています!
昨日スタジオで仕上げた「ぶんぶん通信no.3」を持って今日広島入りした鎌仲監督。早速twitterでつぶやいています。
出来たばかりの「ぶんぶん通信no.3」はこちらのイベントで上映されます
⇒themes 「生命の詩」を奏でる=シマジマをめぐる映像・うた・身体
11月28日(土) 17:00~19:30
上関原発建設で揺れる祝島を撮り続けている鎌仲ひとみさんの最新映像上映とトーク。『ぶんぶん通信no.3』(仮)未完成ラッシュを上映予定。@広島市似島臨海少年自然の家
◎「ヒロシマ平和映画祭」について
1945年8月6日の出来事は世界中の映像作家たちを揺さぶり、ヒロシマをテーマにした膨大な映像作品が今も作られ続けています。国内外からも撮影クルーが頻繁に広島を訪れ、広島の住民もそれに出演するなどして撮影に協力しています。被爆という一つの出来事を焦点として、これほど数多く、かつ長期にわたって映像で語られ続ける都市というのは、おそらく類例がないでしょう。そのような広島を見つめ直し、映像を見る経験をつうじて「平和」を再考しようと、映画を愛する市民の手によって2005年から二年に一度開催されているのがヒロシマ平和映画祭です。
2005年、2007年と2回開催された映画祭では、いずれも延べ2500人以上が参集しました。2007年の第2回では、メインテーマに「世界中のhiroshimas」をかかげ、キャッチフレーズとして「あらゆるスタイルで平和を語れ」と謳いました。広島の街から発信するだけではなく、各地との交信や応答の可能性を模索いたしました。
◎<代表挨拶>
映画で歓びを交える街へ
2005年、ヒロシマ・戦争・核をテーマにした映画群が集結した。
2007年、あらゆるスタイルで平和を語る映画群が集結した。
しかし広島生まれの私には、いまだに「平和」とは何かがわからない。
2008年、広島平和記念公園に核保有国4ヶ国(G8下院議長サミット)の国旗がたった。広島のお隣、岩国が米軍再編のため、より一層軍備強化の途へ進む。
2009年、広島市長は原爆を投下した国の大統領を支持すると宣言した。核兵器全廃とやらなんやらで、その大統領がノーベル「平和」賞をとった。しかし世界の戦争はいまだ終わっていない。
そんな広島の状況下、私たち実行委委員会は、「平和」とは何かを摸索する映画を、過去に現在に探索し発掘し、世に広めたい想いをより強くした。
ヒロシマの記憶生々しい1960年代とは。
もっとも戦争をあおってきた大国・アメリカとは。そのアメリカに圧力をかけられ続けてきたオキナワ、朝鮮半島、ベトナム、イラク、パレスチナ...etc。一方、64年以上前。世界を敵としていた時代の日本は、どのように戦争をすすめてきたのか、
その時代、人びとはどんな暮らしだったのか。そして敗戦後、日本国家が行い続ける基地建設、空港建設、ダム建設、原発建設...それに伴う自然破壊と生活破壊。国家の餌食にされ職を失い路頭に迷い、凶暴化していく民~日常に潜む戦争。性をめぐる暴力、生がために行われる暴力~それは戦争の根源なのか。
以上、今年も多岐にわたるテーマの作品群をたくさん集めました。それらは、平和とは何かを深く問うた結果の結晶です。
今年ももちろんこれらの作品群を作った監督や関係者各テーマの造詣が深い研究者、アーチストなど多くの方々をお招きし映画を通じて「平和」を考え、討議し、表現し、感じていく場を作ります。
みなさんもご一緒に、広島で老舗の商店街で、美しい海に囲まれた瀬戸内海の島で、郷土の山海の珍味を飲食し、懇親しながら上映会に、フィールドワークに、シンポジウムに音楽ライブ、パフォーマンスも満喫しましょう。
ヒロシマの痛みを
世界中の痛みを
生命同士の傷みを受け止めうる街、
映画交歓都市の創造を願って
ヒロシマ平和映画祭実行委員会代表 青原さとし
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今日は東京でも平和について考えるイベントが開かれます。
Connected シリーズは次回2010年1/23(土)に「ヒバクシャ-世界の終わりに」上映に鎌仲監督トーク、その他盛りだくさんの内容でお届けします。こちらも出来立てほやほやのフライヤーです。
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11/28(土) Connected Cafe vol.2
「核兵器と原発 -過去と現在と未来をつなぐ」@国分寺カフェスロー
若者から発信します
Connected Cafe vol.2 「核兵器と原発 -過去と現在と未来をつなぐ」
2009年11月28日(土) カフェ・スロー(国分寺) 18時スタート!
Connected Cafeは、核兵器や原発といった「核」について
参加者全員で語り合うお茶会です。
知り始めたばかりの人も、何かを伝えたい人も、もっと知りたい人も。
子供でも、学生でも、大人でも、おじいちゃん・おばあちゃんでも。
どんな人でも参加できる、お茶会です。
おいしいお茶を飲みながら
一緒に未来のこと、かんがえていきませんか?
【日時】2009年11月28日
17:30オープン 18:00スタート (終了は9時30分予定)
【会場】Cafe Slow JR中央線「国分寺」駅 南口から徒歩5分
*身体が喜ぶスウィーツやフードがおすすめ
【参加費】1,500円 (1ドリンク込み)
【定員】50名
【主催】Connected Cafe事務局
【協力】ヒロシマ・ナガサキを受け継ぐ会、「六ヶ所あしたの森」設立準備委員会、
「ミツバチの羽音と地球の回転」制作プロジェクト、「核兵器なくそう・世界青年のつどい」準備委員会、SAY-Peace PROJECT、非電化工房、ナマケモノ倶楽部、ピースボート、DAYS JAPAN、カフェスロー
【お問い合わせ先】Connected Cafe事務局 info◆connectedcafe.org(◆部分は@が入ります)
*Connected Cafe事務局よりメッセージ*
核の問題は奥が深く、いろいろなことがつながっていてとても複雑です。私たちは、大切なのはまず「知る」ことだと考えて、9/1にイベントを開きました。 「Connected~僕らは何ができるだろう~」
1回のイベントでは語りつくせない「核」についてのテーマを、今後継続した1年のプログラムを通して、話し合っていきます。そこから次のステップが見えてくると考えています。
そして今度は、イベントに参加し、知って関心をもった人同士が「つながる」ための「Connected Cafe」(コネクティッド カフェ)を開きます。Connected Cafeは参加者全員で語り合うお茶会です。前回10月のConnected Cafe Vol.1@ポレポレ坐では、都内在住のヒバクシャの方にも参加いただき、年代や世代を超えた交流と意見交換ができました◎
一人では抱えきれない大きな問題だからこそつながることがとても大切だと考えています。カフェでお茶を飲みくつろぎながら、参加した人みんなが思っていることを語り合えるような場にしたいと思っています。