祝島のみなさま、多田謡子反権力人権賞受賞、おめでとうございます
昨日、御茶ノ水で行われて多田謡子賞の授賞式に行ってきました。多田謡子さんは弱冠29歳で夭折した弁護士。彼女の遺志を父親である多田道太郎氏が反権力、反人権と闘う人々を支援しようとこの賞を設立。
謡子さんの遺産がなくなった後も有志によって運営されてきました。過去に受賞した人々の中には六ヶ所村村長寺下力三郎さんや「日の丸・君が代」に反対する根津公子さんなど多彩な面々がいらっしゃいます。
下の写真の肖像画が謡子さん。そして今回受賞式に出席した上関原発を建てさせない祝島島民の会、代表の山戸貞夫さん。
受賞のスピーチでは島の闘いが27年も続いてきた訳、生活に根ざした考え方を話されました。判りやすく、9月から行われた中国電力に対する埋め立て阻止の行動を報道したテレビ番組の映像も効果的。上関原発の状況が参加者に大変よく理解された様子でした。
地道に続いてきた普通の人々の取り組みに暖かな光があたったような受賞でした。まだまだ知られていないこの大事な問題がますます広がっていき、原発建設をとめる力となりますように!
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Posted by ぶんぶん管理人
at 2009年12月13日 12:03