4 月 26 日の山口県庁前集会の報告と、座り込み継続のお知らせ
祝島島民の会ブログより、以下転送します。
http://blog.shimabito.net/
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4月26日、祝島島民の会では他4団体とともに上関原発計画に反対する集会を山口県庁前で開催しました
(4/26 山口県庁前集会のお知らせ参照)
集会の主な趣旨は、6分野21項目にわたる国への知事意見の徹底した履行を求めること、島根原発の点検漏れ等中国電力の不祥事を重く受け止め上関原発計画に係る埋め立て免許を取り消すこと、祝島島民をはじめとした地元住民の安心安全な生活とその権利を守ること、原発でなく再生可能な新エネルギーへの転換を求めることなどで、約200人が参加しました
同時に、上記などに関連した5項目について代表団が山口県へ申し入れも行いました
申し入れでは5/7までに文書での回答を求め、県の関係部局の担当者らと意見交換を行いましたが、県側は相変わらず国や事業者へ責任を押し付ける発言に終始し、また原発計画に反対する地元住民と中国電力が対立する現場の状況もまったく把握しておらず、山口県としての責任ある態度は示されなかったので、集会終了後も祝島島民の会や上関町民の会など地元住民のみで継続して座り込みを続けました
また申し入れのやりとりの中で、農林水産部の担当者が祝島の漁業者の操業の権利について、中国電力が祝島の漁師らを裁判で訴えるなど既に事業者が地元住民の意思を力で押さえつけようとしている事態になっているにもかかわらず「民間同士の話なので県はタッチしない、中国電力と話し合えばいい」という趣旨の、現状を無視した発言をしていました
そのため現状を把握してもらうために農林水産部と祝島島民の意見交換の場を作り、現状を説明するとともに上関原発の建設と瀬戸内海の漁業振興は両立するのかを問いました
漁業補償契約は祝島漁協(当時)の反対の意思を漁業権管理委員会という場で他の7漁協が多数決という形で無理やり結んだもので、これは水産庁の認識でもおかしな流れになっているということ、また漁業振興の基本は埋め立てや自然の海岸線の破壊をしないことなど、これらについてはある程度県側も認めましたが、最終的には「原発計画に係る埋め立てについては港湾課の管轄だから農林水産部は意見を言う立場にない」、「民間同士の話だから県はタッチしない」という態度に戻るため、今後も必要に応じて意見交換をするようお願いしてその場を終わりました
祝島島民の会では県の無責任な態度に抗議の意思を示すため、4/27現在も県庁前に24時間、泊まり込んで座り込みを続けています
もちろん祝島島民も日々の生活があり、仕事があり、また原発建設予定地では中国電力が工事を強行しようとしてくるのでそちらでも座り込みを継続していることもあり、県庁前の座り込みは少人数で行っています
近くにお住まいの方や時間のある方は、少しの時間でも構いませんのでご協力いただければ幸いです
また地元住民の思いを真摯に受け止めるよう、山口県知事へ皆様の声をぜひ届けてください
山口県 知事への提言
メール https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm
TEL 083-933-2570
FAX 083-933-2599
以下、ニュースリンク
上関原発反対派200人座り込み 県庁前、申し入れも:山口新聞
上関原発 知事意見の徹底履行申し入れ:KRY山口放送
同時に、上記などに関連した5項目について代表団が山口県へ申し入れも行いました
申し入れでは5/7までに文書での回答を求め、県の関係部局の担当者らと意見交換を行いましたが、県側は相変わらず国や事業者へ責任を押し付ける発言に終始し、また原発計画に反対する地元住民と中国電力が対立する現場の状況もまったく把握しておらず、山口県としての責任ある態度は示されなかったので、集会終了後も祝島島民の会や上関町民の会など地元住民のみで継続して座り込みを続けました
また申し入れのやりとりの中で、農林水産部の担当者が祝島の漁業者の操業の権利について、中国電力が祝島の漁師らを裁判で訴えるなど既に事業者が地元住民の意思を力で押さえつけようとしている事態になっているにもかかわらず「民間同士の話なので県はタッチしない、中国電力と話し合えばいい」という趣旨の、現状を無視した発言をしていました
そのため現状を把握してもらうために農林水産部と祝島島民の意見交換の場を作り、現状を説明するとともに上関原発の建設と瀬戸内海の漁業振興は両立するのかを問いました
漁業補償契約は祝島漁協(当時)の反対の意思を漁業権管理委員会という場で他の7漁協が多数決という形で無理やり結んだもので、これは水産庁の認識でもおかしな流れになっているということ、また漁業振興の基本は埋め立てや自然の海岸線の破壊をしないことなど、これらについてはある程度県側も認めましたが、最終的には「原発計画に係る埋め立てについては港湾課の管轄だから農林水産部は意見を言う立場にない」、「民間同士の話だから県はタッチしない」という態度に戻るため、今後も必要に応じて意見交換をするようお願いしてその場を終わりました
祝島島民の会では県の無責任な態度に抗議の意思を示すため、4/27現在も県庁前に24時間、泊まり込んで座り込みを続けています
もちろん祝島島民も日々の生活があり、仕事があり、また原発建設予定地では中国電力が工事を強行しようとしてくるのでそちらでも座り込みを継続していることもあり、県庁前の座り込みは少人数で行っています
近くにお住まいの方や時間のある方は、少しの時間でも構いませんのでご協力いただければ幸いです
また地元住民の思いを真摯に受け止めるよう、山口県知事へ皆様の声をぜひ届けてください
山口県 知事への提言
メール https://cgi01.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/koho/chiji-teigen/3teigen.htm
TEL 083-933-2570
FAX 083-933-2599
以下、ニュースリンク
上関原発反対派200人座り込み 県庁前、申し入れも:山口新聞
上関原発 知事意見の徹底履行申し入れ:KRY山口放送
http://www.youtube.com/watch?v=7gXggboRhfw&feature=player_embedded
祝島島民の会より 2010/4/28
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