山口県庁での記者会見 新聞報道!
山口県庁での鎌仲監督と小泉プロデューサーの記者会見を、毎日新聞と山口新聞で新聞報道していただきました。
映画「ミツバチの羽音と地球の回転」PR 山口で報告会
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0420/13p.html
(山口新聞 4月20日)
上関町の原発建設計画に向き合う祝島島民と、石油や原発エネルギーからの転換を図るスウェーデンの取り組みを描いた長編ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の完成報告会が19日、山口県庁であり、監督の鎌仲ひとみさん(51)らが映画をPRした。全国上映を前に、5月1日に山口市大手町の県教育会館で先行上映される。
「ここで生きていく」がテーマ。ひじき漁やビワ栽培などで生計を立て、原発計画に向き合う30代の島民男性の生活を軸に、バイオマスや波力発電など持続可能なエネルギー社会の構築を目指す外国の活動を呼応させ、エネルギーの未来をどうするのか問い掛ける作品という。
2008年7月から撮影を開始し、今年4月に完成。主に祝島を撮影していることから、広く県民に見てほしいと先行上映を決めた。
完成発表会で鎌仲監督は、「二酸化炭素や放射性廃棄物を出さないエネルギー源は日本にたくさんある」と指摘。「原発が持ってる利点・欠点など全体的なビジョンが人々に伝わっていない。映画を通じてさまざまな情報を伝え、人々に考えてもらうきっかけになれば」と話した。今後全国500カ所での上映を目指すという。
先行上映は午前10時半三角▽午後1時半▽同4時半▽同7時半から。1~3回目の上映後は鎌仲監督によるトークが行われる予定。問い合わせは西京シネクラブ(℡083・928・2688)へ。
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映画:原発に揺れる祝島ドキュメント 来月1日先行上映--鎌仲監督会見 /山口(毎日新聞 4月20日)
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20100420ddlk35040394000c.html
◇「持続可能社会、考えて」
中国電力の原発計画に揺れる上関町祝島を取り上げたドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」が完成し、5月1日に山口市大手町の県教育会館で先行上映される。鎌仲ひとみ監督(51)が19日、県庁で記者会見し「祝島に日本のエネルギー政策の現実が集約されている。持続可能な社会をどう実現させるかを考えるきっかけにしてほしい」と訴えた。
鎌仲さんは早稲田大卒業後、ドキュメンタリー制作に携わった。「ヒバクシャ-世界の終わりに」(03年)、「六ケ所村ラプソディー」(06年)など原爆や原子力発電をテーマにした作品を撮影してきた。
今回は、08年7月から祝島で30回ほどロケに入った。ビワ農家を営む青年を通し、原発がもたらす暮らしへの影響や予定地周辺の自然環境などを映し出す。脱原発を打ち出したスウェーデンの現場も取材し、風や波といった自然エネルギーの活用を模索する人々や電力会社の意見も紹介する。
1匹1匹のミツバチの羽音は小さいが、集まるとブーンという大きな共鳴を生み出す、という思いを込めた。鎌仲さんは「祝島は26年間、原発建設に反対してきた。島の暮らしが持続可能でなければ、私たち自身も安心して持続できないのではないか」と話す。
1日は、午前10時半から3時間おきに計4回上映される。鎌仲監督のトークも。一般前売りは1400円。問い合わせは、西京シネクラブ(083・928・2688)。6月から全国で自主上映会が計画されている。【井上大作】
〔山口版〕
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