上関原発どうするの?あすシンポとパレード / 10日夜はカフェ・オハナ
いよいよ明日に迫りました!
「上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~」(上関どうするネット)では、5月9日(日)、明治大学リバティタワーでのシンポジウム「いのちの海を埋め立てないで!~瀬戸内・長島の海から自然との共生を考える~」のあと、上関町長島の豊かな自然についてたくさんの人に知ってもらうため、パレードを行います。パレードのみの参加も大歓迎。無料でご参加いただけます。
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緊急シンポジウム&パレード
いのちの海を埋め立てないで!
~瀬戸内・長島の海から自然との共生を考える~
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【日時】
2010年5月9日(日)
開場10:30 開会11:00 パレード出発15:00
【会場】
明治大学駿河台キャンパス リバティタワー 地下1階 1001号教室
東京都千代田区神田駿河台1-1
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
御茶ノ水駅徒歩3分・新御茶ノ水駅徒歩5分・神保町駅下車徒歩5分
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祝島の人々の闘いは、豊かな島と海を守るためだけでなく、日本列島と大陸にいたる人々の命と自然を守るための闘いです。長い間、祝島の人々に、私たちの防波堤としての孤立した闘いをゆだねてしまって、本当に申し訳ありませんでした。
今年こそ、この国の原発推進政策の歴史的な撤退の一歩を踏み出したいと思います。
広河 隆一(フォトジャーナリスト)
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現実を変えることができる、それは私たち自身が無力から微力な存在に変わり、つながり合うことによって可能だと、確信を深めています。たおやかでありながら変わらぬ意志、「原発は何の解決にもならない」「もう一つのエネルギーを実現しよう」という願いを諦めることも決してありません。現実は私たちの手で変えられるのです、しかも楽しみながら!!
鎌仲 ひとみ(映像作家)
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【主催者からのメッセージ】
山口県上関町(かみのせきちょう)長島の周辺は、瀬戸内海の自然が昔のまま残っている数少ない海域のひとつです。それにもかかわらず、長島の周辺海域は、現在埋め立ての危機にあります。
新しい原子力発電所の建設計画のためにです。
わたしたち「上関どうするネット」は、長島の豊かな自然の恩恵をずっと受けていくことができるよう、同じように開発による消滅の危機に直面してきた有明海諫早湾や沖縄県泡瀬干潟の経験からも学び、また、この問題をもっとたくさんの人々に知ってもらうため、シンポジウムとパレードを行います。
ぜひご参加ください。
【プログラム】
■モーニングイベント 11:00~11:45
『ミツバチの羽音と地球の回転』予告編上映&鎌仲ひとみ監督トーク
■シンポジウム 12:30~14:45
○講演「周防灘に残されている瀬戸内海の原風景」
加藤 真(京都大学)
1957年静岡県に生まれる。1980年京都大学農学部農林生物学科卒業、1987年京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了、京都大学農学博士、京都大学大学院地球環境学堂教授。生態学専攻。おもな著書は、『日本の渚―失われゆく海辺の自然』(岩波新書、1994年)など。
○上関町現地からのアピール
山戸貞夫(上関原発を建てさせない祝島島民の会)
高島美登里(長島の自然を守る会)
○パネルディスカッション「長島の自然を未来に引き継ぐために」
生物多様性条約に学び、諫早湾干拓や泡瀬干潟の埋立問題の教訓をいかして埋立から保全への展望をさぐります。
花輪伸一(WWFジャパン)
開発法子(日本自然保護協会)、ほか
コーディネーター 菅波 完(ラムサール・ネットワーク日本)
○上関原発計画の問題点
伴 英幸(原子力資料情報室)
※モーニングイベントとシンポジウムの内容は、上関町現地の状況により、変更になる場合があります。
※ミニ・ブースや写真展示もあります
■パレード 15:00出発予定(パレードのみの参加も歓迎! 無料)
おもいおもいのやりかたで自然の大切さをアピールしよう!
※シンポジウム会場近くの錦華(きんか)公園より出発、水道橋方面に向かいます。約1時間のパレードです。
錦華公園地図 http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/738/Default.aspx
【参加費】
一般800円、学生500円(モーニングイベント&シンポジウム)
※参加賛同費をお支払いいただいた方は無料となります。
【参加賛同・協賛大募集中!】
■参加賛同費
個人:一口 ¥1,000.-
団体:一口 ¥3,000.-
■協賛金
一口 ¥10,000.-
■参加賛同費・協賛金の振込先
郵便振替口座:00130-3-338139
加入者名:上関どうするネット
※通信欄に「シンポジウムに参加賛同」または「シンポジウムに協賛」とお書きください。
※領収書は振替用紙の控えをもって代えさせて頂きます。
※参加賛同費および協賛金をお支払いいただいた方は、無料でシンポジウムに入場いただけます。
※賛同いただいた団体のお名前を、ブログに掲載させていただきます。また、協賛いただいた企業やお店の名前を、ブログおよび当日のプログラムに掲載させていただきます。
※振込み手数料のご負担をお願いします。
【主催】
■上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~
(略称 上関どうするネット)
※「上関原発どうするの? ~瀬戸内の自然を守るために~」は、2009年秋に誕生したネットワークで、首都圏で活動しています。これまでに、街頭署名の呼びかけや国会議員に対する働きかけなどの活動を行っています。
○電子メール dousuru_net★mail.goo.ne.jp
(↑ ★を @ に変更してお使いください)
(連絡はなるべくメールでお願いします)
○電話 03-3357-3800(原子力資料情報室気付 担当:伴・永井)
○ブログ http://kaminoseki.blogspot.com/
■現代史研究会
【後援】
■WWFジャパン
■日本自然保護協会
■ラムサール・ネットワーク日本
■全国自然保護連合
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翌日、10日(月)、署名提出後、以下のイベントがあります。
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転送転載大歓迎です。
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「いのちの輪をつなぎなおすために―上関・高尾、生物多様性―」
すべてのいのちはつながっている
そして、人もまた
原発建設にゆれる瀬戸内の海、上関
都心の膨張を食い止めてきた、高尾山
二つの、いのちの輪
それぞれの場所で、関わりつづけてきた二人の女性のお話しです
日時2010.5.10(月)
会場 ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)
http://
[トークゲスト]
高島美登里(長島の自然を守る会)
坂田昌子(虔十の会)
[スケジュール]
19:00 開場
19:30 スライド上映開始
20:00 トーク開始
22:30 終了
●上関・高尾の写真スライド上映(19:30~20:00)
●トーク(20:00~21:00)
「上関の生物多様性、今とこれから」
高島美登里(長島の自然を守る会)
聞き役:冨田貴史
●トークセッション(21:00~22:30)
「今のわたしに出来ること~COP10・生物多様性じぶん条約~」
高島美登里(長島の自然を守る会)
坂田昌子(虔十の会)
進行:冨田貴史
会場
ふろむあーすカフェ・オハナ(三軒茶屋)
東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6(駅徒歩2分, 246通り沿い1F)
http://
【料金】
1000円+1オーダー
定員30名(なるべくご予約をお願いします、下記カフェ・オハナまで)
【お問合せ】
ふろむあーすカフェ・オハナ
Tel/Fax (03) 5433-8787
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※お問い合せ・予約は、以下のフォームよりお願いします。
http://
-上関町長島(かみのせきちょうながしま)
山口県の南東に位置する瀬戸内の玄関に、今、原発が着工されようとしています。六十万筆をも超える反対の署名が集まっているにもかかわらず、その声は届かず、瀬戸内海に残された最後の自然海岸ともいえるこの地が、今まさに埋め立てられようとしているのです。
長島(とりわけ、埋め立て予定地の田ノ浦湾)は、豊富な湧き水と黒潮のぶつかる複雑な海洋環境が、希少な生態系を築き上げてきました。長島の自然を守る会の高島さんは、生物調査を通じて、埋め立てと原発建設に反対し、自然保護活動を続けておられます。
-高尾山(たかおさん)
都心に緑の風を送り続け、人々の信仰の対象となってきたこの山を切り崩し、トンネルを掘り、巨大なインターチェンジを作る計画が進行しています。
都心からわずか1時間の距離にありながら、豊かな水源を抱き、日本でも有数の生物多様性を誇るこの山。虔十の会(けんじゅうのかい)の坂田さんは、高尾山を「楽しみながら守る」活動を続けてこられました。
―現地が置かれている状況から、見えてくる問題の共通点を知り、連携してできることのアイデア交換を深められたらと思います。
いのちをつなぎ直す時代に変わっていくためには何が必要なのか、何ができるのかを、深く楽しく語り合う時間にできればと思っています。
ぜひお集まりください。
Talk Guest Profile--------
高島美登里
Takashima Midori
山口県防府市在住。「長島の自然を守る会」代表。山口県熊毛郡上関町長島の生物多様性を守るための活動を続ける。瀬戸内では他に類例のない、豊穣な「究極の楽園」とも言うべき生態系の残存する長島。現在、この場所に生きるすべての生きものたちの声を代弁するべく「自然の権利訴訟」に取り組んでいる。
◎長島の自然を守る会ブログ「スナメリ通信」
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坂田昌子
Sakata Masako
虔十の会(けんじゅうのかい)代表。高速道路のためのトンネル工事をめぐってゆれる、高尾山の自然保護にとりくむ。いわゆる「反対運動」の枠組みをこえ、ツリーハウスや高尾山天狗フェスティバル、天狗トレイル大会など、音楽やスポーツを取り込んだ新しいアプローチを次々企画・実践し、注目を集めている。
◎虔十の会ホームページ
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