2010年5月31日

【満員御礼】5月28日「ミツバチの羽音と地球の回転」お披露目上映会

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「ミツバチの羽音と地球の回転」は、5月28日(金・満月)広尾の聖心女子大学にて完成のお披露目上映会を開催させていただきました。当日は平日の昼間にもかかわらず300名を越えるお客様にご来場いただきました。ご参加いただきました皆さん、お手伝いいただきましたボランティアスタッフの皆さん、応援してくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
鎌仲監督、スタッフ一同心より御礼申し上げます。

100528_bunbun_first_03.JPG会場では祝島の物産展、写真展(協力:D-Light長島の自然を守る会)、カフェOHANAのケータリング、そして託児は聖心女子大学の生徒さんたち、そしてNPO法人懐かしい未来の皆さんをはじめ、多くの方にご協力いただきました。

上映後は祝島より山戸貞夫さん、日本で再生可能エネルギーの取り組みを広げる飯田哲也さんと鎌仲監督のトークセッションが行われました。
トークの様子はUstremよりご覧いただけます。

当日の写真をカメラマンの矢郷桃さんに撮っていただきました。
矢郷さんの写真と当日のアンケートの一部をご紹介させていただきます。

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●すばらしい映画でした!日本の自然エネルギーを切り開いていく可能性を感じました。山戸さんと飯田さんと鎌仲さんのお話、希望が持てました。この映画を作ってくださってありがとうございました。
女性 30代

●心の底から揺さぶられました。これから生きていくために必要なこと、大事なことをしっかり見つめていこう。一人一人がそこをきちんと見つめていけば、エネルギー、環境、いろんな問題は自然に解決していくのだろう。希望いっぱいありがとうございました。興味深いお話ありがとうございました。お三方に明るい前を向いた雰囲気がとても印象的でした。私もできる事から、私の場所から始めていきます。本当にありがとうございました。
女性 30代

●CO2削減のための"原子力発電所"。その裏にかくれている悲惨な現状をこの映画で悲しいくらい痛感しました。ブイの設置を阻止すべく集まった祝島の人たち、県の会議を聞きに来た祝島の人たちの必死な姿勢が印象的です。「どうゆうふうに自分達の暮らしが奪われていくかくらいしっかりきざんでいきたい」この言葉に涙が出ました。署名して帰ろうと思います。三人のトークショーであったのに、会場の皆さんも一緒にトークに参加しているようでとても楽しかったです。
深刻な話あり、笑いありでよかったです。
女性 10代

●鎌仲さん、関わる皆様、よくぞやって下さいました!葉山で上映やります!待っていて下さい。
男性 20代

●もどかしさと怒りと悲しみが心の底からわきおこってきました。ところどころ言葉が聞き取れなかったのが残念でしたが、特に海上で中電とやり合うシーンには心を打たれました。おばあちゃん達が雨の中、体にムチ打ってうったえる姿が・・・。デモ運動に参加したいという衝動にもかられました。恥ずかしながら知らないことが多く、とても学ばせていただいたので周りの方にも伝え、ブログにも載せさせていただこうと思っています。とても勉強になりました。鎌仲さんが映画を作り始めたきっかけをお話されている時に声をつまらせていらっしゃいました。人が動くときというのは、やはりそういうときなのだと思いました。人間として何が大切か。そういうものに触れる時、何かが変わるのだと思いました。本日はどうもありがとうございました。大きな力、電力会社にのみならず、すでにあるものの矛盾をあぶり出すこと。新たな道へ導くことは、小さな力からですね。私は私にできることを、私らしい形でやっていきたいと思います。
女性 20代

●今年生物多様性の会議COP10が名古屋で開かれ、持続可能な社会を考える年となっています。こんな時こそ、原発を考え、クリーンなエネルギーを考える年だと思い、本当にタイムリーなピッタリな映画だと思いました!スウェーデンのエネルギー政策の話、聞けてよかった!日本もそうなれば・・・エネルギーの自立、本当に考えなくては。祝島だけではなく各地に!山戸さんの祝島の運動は地域の運動ではなく、日本の運動として大きくなり、海はつながっているのと同じように、日本の人々が全員が考えるようになればいいですね。なりましょう!
女性 50代

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●トツトツと語る島民や、笑顔で目を輝かせて語るスウェーデンの人々の言葉の中に金言がどっさり。日本中の「村・町おこし」を目指す自治体の人々にもすすめたい。もう何回か見直さなくては。
男性 40代

●「変わること」「失うこと」への不安、怖れが人間の心の底にあってそれをエゴと呼ぶならば、エゴとエゴのぶつかり合いがいろんな問題を生んでいるのだと思った。そして私は電気というエネルギーがいかにして創られているか、どうやって私のところへ届くのかを普段考えていない。ものすごく無関心であるということに気づいた。この私の無関心さ、私だけでないたくさんの人の無関心さ、変わることへの不安が祝島を苦しめているのだと感じた。しかし、人類にとって「原子力」は何なのでしょう。原爆、原発・・・深刻にならずに、笑顔で話すお三方がとても素敵だった。人間は一人一人は皆良心を持っているんですよね!「そうは言っても・・・」と立ち止まっている場合じゃないですね!小っちゃくても良いから、何か決断します!「はらをくくる!」祝島ファンド必ず出資します!いままで無関心でごめんなさい。映像にしてくださってありがとうございます!
女性 40代

●瀬戸内海は私の生まれ育ったところです。(岡山県備前市)その海が温水で・・・どんな環境になっていくのでしょう。心配。山戸さんの一日でも長く建設が進まないよう続けると話されていた言葉。力強い。心配しているだけではいけないですよね。何ができるか考えよう。まずは大分の愛媛の岡山の広島の友人に便りを書きます!
女性 50代

●有機農業をやってます。身につまされる映画でした。さらに多くの人に観てほしいです。
男性 50代

●祝島の人たちの日々を自然の中で生きていく大らかさ、たくましさ、次世代に手渡したい大切な海、私たちが失ってはいけないものを強く感じました。スウェーデンの小さな村の取り組みが、私たちの進がむべき方向に大きなヒントを与えてくれました。日本の技術を自然エネルギーに活かしていくべきです。山戸さんの話を聞きながら、普天間の人々の今に想いをはせました。移転をどこにするかという問題ではなく平和に暮らしたい日々の生活。テレビ、ニュースには出てこないあたりまえの重さ。立ち上がらない私たちの想像力の欠如、etc・・・。鎌仲ひとみ様、三本とも観ましたが、一番すばらしかったです。満月の夜にひかれて今日観に来ましたがとてもハッピーみんなにすすめます。
女性 60代~

●泣けました。第一次産業を担う人たちの真剣な取り組み。それに対する無知な国の人たちとのやりとり。生活をかけた全ての行動に胸をうたれました。私は第一次産業を応援したいと思い、出来ることをしたいとずっと願い、小さな歩幅で歩んでいるのですが、もっと正したいと感じた。祝島の人々の顔をたくさんみたいと感じた。私自身が地域に住むイメージを強くさせてくれた。厳しさを知れてよかった。もっと真剣に生きたい。もっと事実を知り、勉強し、自分の生き方の幅をつけたい。
女性 30代

●Naturel Highで一度観て、今日で二回目でした。何度か観て映画の中に込められたメッセージや情報をようやく拾えますし、できるだけ多くの情報を拾えたらいいなと思います。自分の問題だと強く感じられた事が一番よかったです。自分の日常に持ち帰り、新しい選択をしていきます!制作お疲れ様でした!
女性 30代

●素晴らしかったです。原発というと「どうしたら解決できるのだろう・・・」と気分が重くなりがちですがその思いをふっと方向転換させていただいたような新鮮な思いです。3人の生の声が聞け、そして質問の答えも聞けて、より理解が深まり自分に何ができるか、考えるきっかけになりました。山戸さんの今までの歴史を知り、本当に心が痛むと共にごめんなさい、私たちも真剣に考えて動いていきます、と思わせていただきました。飯田さんのお話、希望がわきました。とても貴重な役割をありがとうございます。学ばせていただきます。最後に鎌仲さん、素晴らしい映画を作って下さり本当にありがとうございます。イラクの少女から始まった鎌仲さんの映画3部作。真実の映画を命がけで作っておられることが伝わり涙が出ました。スタッフの皆様にも心より感謝致します。本当に本当にありがとうございました。
女性 30代

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●押し付けではない説得力のある映画だと思います。ありがとうございます。
男性 60代~

●祝島の生活とスウェーデンの生活をとても興味深く見させていただきました。スウェーデンが何故エネルギー政策を変えられたのかをもう少し知りたかった。
男性 40代

●知らないことが多いんだと知りました。スウェーデンでの脱原発への取り組み、日本の電力事情、六ヶ所村での風力発電、そして祝島での長年にわたる活動。不満や不安を、どうせダメだろうとあきらめずに、考え伝え、動いている方たちに感動しました。「離島の原発反対運動が、限界集落のモデルケースになりうる」といった主旨の山戸さんの言葉にしびれました。知識を得て、ワクワクしてなんか動きたくなる、それが"希望"なのかなと思いました。上映後、署名をしていたらたまたま居合わせた方から「原発は大事なんだよ」と言われました。映画を観た方ではなかったようですが、いろんな意見や知識をぶつけあって、祝島も、日本も、そして地球も、長くつづけていけるように・・・私も行動していきたいと思いました。
女性 30代

●無関心がいちばんの罪。自分の生活が何で成り立っているのかを深く考え興味を持ちたいと強く思いました。学ぶことをなまけてはダメ。自分の手で作り出すことの楽しさに気づこう。「楽しいこと」キーワード。日本の素晴らしさに気づいて、活かす。岡山の農山村に暮らしていたときを思い出すと、映画に出てくるような楽しいおばちゃんがたくさんいてなつかしかったです。
女性 30代

●母親の里(大島)が近いのでとても気になる映画でした。観れてよかった~署名集めますね。孝さんのお父さんお疲れ様です。何が出来るのか楽しんでいこうと思います。
男性 40代

●とても良かったです。上関(祝島)の人々の思い、北欧の他のエネルギー政策への転換で原発のない未来に希望が持てました。日本で電力会社が一社しかないのが問題だとわかった。自由市場にするにはどうしたらよいのか。小規模分散型でのエネルギーが良いということがよくわかった。山戸さんの話ひょうひょうとしておもしろい。聖心女子大の宮代ホール舞台の後ろの景観がいです。
女性 60代~

●勉強になりました。ベクトルをかえることが大切というのが印象的でした。自分にも何か出来ないかと思いました。
男性 20代

●おれたちが現実につきつけられとる問題と垣間見える展望をものすごく具体的に届けてくれました。映画をみて、まだごちゃまぜ状態だった頭の中をすごく整理してくれました。あやうくなったいのちとくらし。そのいのちとくらしに向き合うことだな。きっと間に合うなと思えました。ありがとうございました。
男性 30代

●祝島の住民の方々、元気でいい。沖縄の戦いと連動したい。行政や中電等の発言と態度に「怒」
男性 60代~

●私たちは「自然の恩恵をうけた平和な生活」というものに対して、自覚を持って、意識を持って、自分たちで守っていかなければいけないと思います。(国にたよるのではなく)原発だけではなく、このようなことは形を変えて過去にもいろんなところでたくさん起こっている。公害問題もそうだ。病気が起こってからでは遅い。私たちはミツバチの羽音にすぎなくとも知恵を持って戦うということにひとすじの光を見ました。そしてこのようなことを考える人たちがいる。私は2、3年後には脱首都圏を考えていますがこのような情報や知恵は本当に必要だと思います。力を下さってありがとうございます!
女性 40代

●現地の人たちの声が少しでも聞けてよかったです。日本の政策を何とかしなければいけないと本当に思います。スウェーデンの政策もみならいたいです。実際に世界でどんな事が起きていて、今私の生活があるか、よく考えていろんな事を選んでいかなければいけないと思いました。私の一つの行動がどんな影響があるか考えたいです。映画とトークとてもいいと思います。お忙しいと思いますが、いろんな所でやってほしいです。小規模分散型自然エネルギーにどんなものがあるのかもっと勉強できればと思いました。日本の中で何がいちばん日本らしいのか知りたいと思います。
女性 30代

●知らないことをたくさん知りました。知ることが大事な一歩と思います。皆さんのおだやかなたたずまいに本気さを感じました。上映がどんどん広まるといいですね。
女性 30代

●私は「うかたま」という雑誌で氏本さんの農園を知り、とても感動してなんども読み返しました。アースデイで祝島の原発のこと、自分が知らないことがあまりにたくさんあることを知りました。私ができることはなにか考えています。でも、まず知ることができて良かった。ありがとうございました。
女性 20代

●飯田さん×田中優さんの話も聞きたいと思った。筑波大学でもやります!
男性 20代

●エネルギーの未来の可能性が見れたのでよかったです。たくさんの人に見ていただきたいです。とても勉強になりました。祝島ファンドできるといいです。
女性 30代

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アンケートにご協力いただきましてありがとうございました。どうぞ皆さんの感想をお聞かせください。*こちらのブログへコメントください。

お披露目上映会は6月4日、5日と続きます!
4日は鎌仲監督、5日はShing02さんと鎌仲監督の舞台挨拶がございます。
6月6日にはShing02さんと鎌仲監督のスペシャルライブが開催!
皆さん、お誘いあわせの上、ぜひこの機会にご来場ください。

  

―出来た映画は観ていただかないとはじまらない
映画は東京のお披露目上映会にはじまり、 6月より全国で自主上映会スタート、秋に劇場公開を予定しております。
これまで「ヒバクシャ-世界の終わりに」、「六ヶ所村ラプソディー」、「ぶんぶん通信」を全国各地で上映してくださった方たちとつながりながら1人でも多くの方に映画を観ていただきたい。この作品を皆様と一緒に全国各地に広め持続可能を目指す地域の力にしていきたい。
*人と地域とつながる自主上映会をしよう! 
*各地の自主上映会情報

―広める、伝える、つながるツール
*制作プロジェクト念願のかわら版が完成しました!ダウンロードしてご活用ください。
*ブログにはミツバチバナーを(下部にあります)
* 888TV公開しました!*映画の予告編(完全版)
*つぶやいています!鎌仲監督スタッフ

ミツバチの羽音の<BunBun>は英語で言うと「buzz」。「buzz communication」は「口コミ」という意味があります。一匹一匹の働きは小さくても、その働きが集まると「ブーン」という大きな共鳴を生み出していきます。持続可能な未来を求めるひとりひとりの羽音。東京のお披露目上映会、各地の自主上映会をぜひ、広めてください。

―ミツバチになってください
映画を観た人から人へ、伝えてください。
◎ぶんぶんと口コミをする。◎チケットを預かって販売する。◎チラシを配る、お店に置かせてもらう。
◎ブログで映画の紹介、感想を書く。◎ミツバチブログのコメントに感想を寄せる。◎Twitterでつぶやく。つぶやきをRTする。
◎地域で自主上映会を開く。
 
―その他にこんなことも
◎祝島の農産物を買う。◎祝島に行って収穫のお手伝いをする!◎祝島、長島の写真展を開く。
◎スウェーデンの勉強会を開く。◎地域で自然・再生可能エネルギーを取り入れるためのWSを開く。◎原子力発電についての勉強会、お茶会を開く・・・etc、まだまだたくさんできることありますね。アイディア募集中です!
 
新聞記者なら映画のこと、祝島のことを新聞記事にして紹介してください。
ラジオのパーソナリティならラジオで、雑誌で、職場で、学校で、サークルで、
あなたにできること、そう「ハチドリのひとしずく」のように、ぶんぶんと発信してください。
 
映画は完成したばかりです。 1人でも多くの方に映画を観ていただけるよう、
皆さんのお力添えと、引き続きご支援いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

ご来場いただきまして誠にありがとうございました。

 

staffフジイ

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コメント[1]

ブイのシーンで、何故か亡くなった祖父のことを思いだして胸が一杯になりました。孝さんの言葉やおばちゃんおじちゃん達の姿が、失くした故郷の姿に、だけど、こんなもんじゃ終わらねえど!という狼煙のようにみえたのか。制度のための社会を超えて、生物が生きあうための調和社会へ向かうには、多様な人々の、一歩先のイメージに溢れ、かつ、地に足つけた一歩が必要であることを、祝島とスウェーデンの人々のくらしが、黙々と伝えているように思った。「二項対立」?だったら新しいものを作ればいい!という発想は、目から鱗。ミツバチの羽音と地球の回転。僕も自分なりの持ち味とペースを活かして加わっていきます。