2010年10月 4日

STOP!上関原発! メルマガ 第59号(2010.10.4)


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 「STOP!上関原発!」 メルマガ 第59号(2010.10.4)
 
      http://stop-kaminoseki.net/
 
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 9月27日、28日に社民党党首の福島みずほさんが田ノ浦や祝島を
訪れて、現地で阻止行動をされている皆さんを激励されました。
また、中国電力にも上関原発を断念するように申し入れをされました。
この様子は、福島みずほさんのHPやブログにも掲載されています。
・HP http://www.mizuhoto.org/index.html
・ブログ http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/

また、カヤック隊のブログでは、このときの映像もご覧いただけます。
http://ameblo.jp/nijinokayaker/


★現地の最新情報は
 ○RadioActive(http://radio-active.cocolog-nifty.com/blog/
 ○UrauraNews(http://iwaijima.jugem.jp/
等で紹介されています。

 

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         本の紹介
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◎「奇跡の海 -瀬戸内海・上関の生物多様性-」
 
日本有数の生物多様性のホットスポット。いま、この瀬戸内海の生命線とも
いえる海が、守られるかどうかの瀬戸際にきています。
多くの研究者が、この生物多様性のホットスポットを訪ね、調査を積み重ね
て来た。本書は、その研究成果の概要を示すものです。

【内容】
 第1章 奇跡の海の生物たち
 第2章 海をはぐくむ山の豊かさ
 第3章 市民科学者の時代へ
 第4章 学会の要望書

 A5判、235頁 (2010年10月1日発行)

【価格】1冊 2000円+税

【編者】日本生態学会上関要望書アフターケア委員会 編

【発行所】株式会社 南方新社
     〒892-0873 鹿児島市下田町292-1 
     TEL 099-248-5455  FAX 099-248-5457
     Eメール info@nanpou.com

【ご注文方法】お近くの書店か、南方新社へお申込み下さい
      祝島ホームページ http://www.iwaishima.jp/
      通販コーナーでも購入できます

<山口県上関町の生き物と自然の本です>

今、原子力発電所の建設計画によって絶体絶命の危機にある瀬戸内海の
西部、上関周辺の海が、日本有数の生物多様性のホットスポットとして、
かけがえのない場所だということを、多くの人に知っていただくため 、
長年調査を積み重ねてきた多くの研究者が力を合わせて作ったものです。

本の前半では、原子力発電所建設予定地の長島を中心とした上関一帯が、
現在の瀬戸内海でどれほど特別な場所であるか、その全体像を解説した
のち、実際にどんな生きものが見られるのか、生物の種類別に専門家が
解説します。
貝やゴカイ、海鳥、スナメリなどの他に、ナメクジウオ、カサシャミセン、
ミミズハゼなど、皆さんがあまり聞いたことがないかもしれない海の生き
物も登場します。
いずれも、瀬戸内海の豊かさを象徴する生きものです。それから、島で見
られる植物や昆虫や哺乳類などの陸の生き物、そして、ここの地形地質の
特徴などについて、詳しくまとめられています。

本の後半は、ここに計画されている原子力発電所建設計画の問題点、とり
わけ、環境アセスメントの問題点に焦点を当てています。
研究者だけでなく、この問題にかかわってきた市民グループの方にも寄稿
していただきました。
最後の章では、生物学の研究者組織である3つの学会(日本生態学会,
日本ベントス学会,日本鳥学会)がこの問題について事業者や監督官庁に
対して提出してきた合計12件の要望書、意見書の全文が収録されています。


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         イベント情報 <東京都>
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◎上関どうするネット 学習会
「どうなる瀬戸内海 ~もし上関原発が着工し、稼働したら・・・~」
 
【日時】10月5日(火) 19時~
 
【場所】渋谷区商工会館/消費者センター
        http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/shoko.html
 
【講師】湯浅一郎氏

【参加費】500円
 
【問い合わせ】上関どうするネット
原子力資料情報室 担当:伴、永井 03-3357-3800
dousuru_net@mail.goo.ne.jp

◆湯浅一郎氏プロフィール
1949年東京生まれ。東北大学理学部卒。75年、広島県呉市にある
旧通産省・中国工業技術試験所(01年、独立行政法人産業技術総合
研究所中国センターに移行)に入所。理学博士で、長年にわたり瀬戸
内海の環境問題を研究。現在はNPO法人ピースデポ代表。
著書に「科学の進歩とは何か」(第三書館)、「平和都市ヒロシマを
問う」(技術と人間)、「地球環境をこわす石炭火電」(技術と人間)
など多数。


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         イベント情報 <京都府>
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◎エントロピー学会第28回全国シンポジウム 
最新情報はこちら http://www.kansemi.jp/CCP025.html

◎ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会と
 「鎌仲監督+若者たちの茶話会」

【日時】2010年10月16日(土)13:50~18:30
第1部 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映開始 13:50~
第2部 「鎌仲監督+若者たちの茶話会」 16:40~

【場所】同志社大学新町キャンパス臨光館R201教室
〒602-0047 京都府京都市上京区新町通今出川上ル近衛殿表町159-1
(烏丸・今出川の交差点を西へ、二つ目の信号を北へ)
http://www.mapion.co.jp/phonebook/M11001/26102/L26105010000000000039/

【参加費】一般2,000円、学生500円
エントロピー学会シンポジウムの参加費となりますので、午前中の学会
企画にも是非ご参加ください。シンポジウムは翌日もあります。
2日間ご参加される場合は、一般3,000円、学生1,000円となります。

【概要】「鎌仲監督+若者たちの茶話会」
鎌仲監督の「六ヶ所村ラプソディー」を観て動き出した京都在住の2人に加え、
広島からも現地行動に参加した20代の若者が加わります。
監督を交えて、たのしく、深く、語り合います!!ぜひともご参加下さい。

◆話者紹介プロフィール

(ア)鎌仲ひとみ:映像作家
早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー制作の現場へ。
90年最初の作品「スエチャおじさん」を監督、同年文化庁の助成を受けて
カナダ国立映画制作所へ。
93年からNYのペーパータイガーに参加してメディア・アクティビスト活動。
95年帰国以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。
主にNHKで「エンデの遺言 ー 根源からお金を問う」など番組を多数監督。
2003年ドキュメンタリー映画「ヒバクシャ ー 世界の終わりに」を監督。
国内外で受賞、全国400ヶ所で上映。
2006年「六ヶ所村ラプソディー」は国内外650ヶ所で上映。
2010年4月、待望の最新作「ミツバチの羽音と地球の回転」を完成!明治大学、
国際基督教大学、津田塾などで非常勤講師もつとめる。
著作に「ドキュメンタリーの力」、「内部被爆の脅威 ー 原爆から劣化ウラン
弾まで」、「ヒバクシャ ー ドキュメンタリーの現場から」、「六ヶ所村ラプ
ソディー ドキュメンタリー現在進行形」など。

(イ)岡田和樹:1986年広島県三原市生まれ。
竹原市に位置するハチの干潟の「藻場造成」と称した埋め立て計画に疑問を
持ち、2005年12月活動開始。2年間の様々な活動を通しハチの干潟の大切さを
アピール。市人口の半数の署名が集まり、2007年計画が中止となる。
上関原発問題にも関わり、若者の連名を集め山口県へ陳情する。2009年11月、
カヤックでの海上阻止行動中、現場作業員から暴行を受け入院。それに対して
中国電力は工事が妨害されたとして4800万円の損害賠償請求を提訴。
2010年3月、「原発よりも命の海を」と題して、中国電力前にて72時間に及ぶ
ハンストを決行。
[ハチの干潟調査隊代表・上関原発を考える広島20代の会呼びかけ人]

(ウ)田邊純子:兵庫県伊丹市出身、京都市左京区在住。
瀬戸内の海を共有する関西住民の一員として上関原発問題に関心を持ち、
定期的に祝島へも足を運んでいる。
現地の食の生産者と関わりつつ、この問題を日常的に話し合う場として
毎月「祝島茶会」を主催している。

(エ)高野潔樹:東京都出身、京都市左京区在住。
京都中央卸売市場の鮮魚仲卸の会社で3年間働く。
2008年5月から京都三条ラジオカフェで「stop六カ所再処理」という番組を企画、
放送している。月一回「ぶんぶん通信」などの上映会を主催。祝島にも通っている。


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         イベント情報 <全国>
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◎映画「ミツバチの羽音と地球の回転」

全国各地で上映会が開催されています
http://888earth.net/trailer.html(随時更新)
 
◆10月
2日(土)東京 世田谷・福井県立大学
3日(日)<京都リレー上映会>京田辺市・京都市・東京都町田市
9日(土)神戸市
 
<鎌倉・逗子・葉山・横須賀リレー上映会>
9日(土)神奈川県横須賀市
11日(月・祝)葉山町
14日(木)逗子市
15日(金)鎌倉市
 
16日(土)京都 同志社大学・福井県敦賀市
17日(日)群馬県館林市
23日(土)東京 八王子
24日(日)茨城県つくば市
30日(土)東京 江戸川区・神奈川 大磯
 
◆劇場公開情報

10月9日(土)~10月22日(金)  シネ・ヌーヴォ (大阪市)
10月23日(土)~11月 5日(金) シネ・ヌーヴォX(大阪市)
10月16日(土)~上映予定 横川シネマ(広島市)
10月23日(土)~上映予定 名古屋シネマテーク(愛知県名古屋市)

以下、続々決定中!詳細はこちらのページをご覧ください
【劇場情報】http://888earth.net/theater.html


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         イベント情報 <全国>
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◎『海守り隊』への参加募集
 
ただ今、10月名古屋で開かれるCOP10(生物多様性世界会議)へ向けて
歩いている三つのウォークチームと連動して、
『動いて繋がるプロジェクト』と題し海からも想いを繋げていく『海守り隊』
への参加を呼びかけています。
http://plus2008.web.fc2.com/cop10/cop10.html
◆7G祝島~名古屋チーム
http://www.7gwalk.org/
◆7G高尾山~名古屋チーム
http://homepage2.nifty.com/kenju/htm/event.html#event_20100926
◆若狭~大阪チーム
 
◆らんぼうくん@田ノ浦 からのメッセージ
実際に海にでてみたり、海を守るために伝えたいと思っていることを上記
サイトよりどしどし書きこんでください。
ちなみに僕は7Gウォークの初日に田ノ浦から同時出発し柳井の湯原まで
約三十キロカヤックで漕いでタスキを渡しました。
上関原発建設計画のある田ノ浦で大きな動きがなければ、10月の上旬頃、
三重近辺で7Gウォークと合流しタスキを受け取りカヤックで漕ぐ予定です。


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         気になる情報
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◎六ケ所村の核燃再処理工場:完成、2年延び12年に 相次ぐトラブルで
(毎日新聞 2010/09/12)
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100911ddlk02040174000c.html

◎原発反対派、中電作業を阻止(中国新聞 2010/09/11)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201009110024.html

◎原発延命にドイツ国内猛反発 ベルリンで大規模デモ(朝日新聞 2010/09/18)
http://www.asahi.com/international/update/0918/TKY201009180359.html

◎愛宕山開発事業:福島・社民党首が跡地視察 周辺住民と対話集会
/上関原発予定地も(毎日新聞 2010/09/28)
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20100928ddlk35010375000c.html

◎上関原発建設計画:陸の妨害禁止仮処分、1回で審尋終わる(毎日新聞 2010/09/30)
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20100930ddlk35040550000c.html

◎上関原発建設計画:砂浜進入妨害柵設置中止を 中電へ仮処分 反対派が申請
(毎日新聞 2010/09/30)
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20100930ddlk35040551000c.html

◎溶接16カ所把握せず/島根原発1号機(朝日新聞 2010/10/02)
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001010020004

◎もんじゅ40%試験、来年7月以降 装置落下影響で延期(福井新聞 2010/10/02)
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/23968_2.html


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●発行責任者  STOP!上関原発!メルマガ編集者 國弘秀人
●Webサイト http://stop-kaminoseki.net/
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コメント[1]

上関原子力発電所の建設は地域からの要望であり、国策でもあります。また、民主的手続きによって何度も地域の願いであることを選挙等で確認しています。
法的にも、上関原子力発電所の建設に反対することは、違法な妨害行為であることを裁判所が判断しています。

真に、地域や国の将来のことを考えて行動すべきです。

なお、妨害派の方々にはお怪我の無いように・・・ご自愛ください。