
皆さま
遅ればせながら新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は「ミツバチの羽音と地球の回転」を完成し、
そのまま怒濤のように上映活動に流れ込んで行きました。
上関原発建設予定地の状況は切迫しており、
一刻も早く多くの方に事実を知って頂きたいという思いからでした。
おかげさまで皆さまのご支援をいただき、6月からの
6ヶ月間でちょうど100回の上映回を開催していただきました。
改めて、スタッフ一同より心からの御礼を申し上げます。
エネルギーを巡る状況は私たちの生活や
世界全体のますます重要な課題として立上がってきています。
今年はウサギ年、なんでもウサギは創造と破壊の象徴だとか。
何を創りだし、何を守り、あるいは破壊していくのか。
上映会を開いていただいた各地でエネルギーの未来を自分たちで
作り出す取り組みも始まってきました。楽しみです!
情報をひらくこと、そしていっしょに考え私たちの未来を
創りだしていくことを今年も皆さまと考え、
実行していけたらと願っております。
皆さまにとって楽しく、実りある一年になりますように。
2月19日より、いよいよ渋谷ユーロスペースで劇場公開が始まります。
東京での一回切りのロードショーのチャンス。この映画をありとあらゆる
人に開いて観てもらえる貴重な機会を生かしたいとスタッフは
全力でぶんぶんと宣伝を展開しています。
意識の中に植え込まれた固定概念=原発がなければ日本はしょうがない を
映画を観て書き換えていただきたい、選択はあるのだということを。
映画がよりいっそうぶんぶんと皆さまと共鳴していきますように
一層の応援をお願いします。
鎌仲ひとみ