2012年1月29日

鎌仲監督出演・岩井俊二監督新作「friends after 3.11」 劇場公開決定! [ 上映会情報 ]

ベルリン国際映画祭 フォーラム部門正式招待決定!!
岩井俊二監督 ドキュメンタリー映画
『friends after 3.11【劇場版】』
http://www.oricon.co.jp/cinema/trailer/d/1611/
3/10(土)よりオーディトリウム渋谷にて上映!!

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  3.11の後、気がつけば、友達が増えていた―。
 多くの命が、大切なものが奪われた。福島第一原発はチェルノブイリ以来の大事故となった。今後日本と世界はこの問題を長く抱えて生きていくことになるだろう。気がついたら、いろんな人たちと語り合っていた。新しい友達もふえていた。その『友人』と語る日本の今、未来を描きたい。
 ―― 岩井俊二
 

【作品概要】
岩井俊二監督が、東日本大震災後に再会した友人や、ツイッター等を通じて出会った人々と語り、震災後の日本の今と未来について描いたドキュメンタリー。脱原発宣言を掲げて話題となった城南信用金庫の理事長・吉原毅、京都大学原子炉実験所助教授であり「原発のウソ」の著者・小出裕章、環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也、脱原発を宣言して被災地での講演などに奔走する山本太郎、元東芝・原子炉格納容器設計者の後藤政志など、様々な立場の「友人たち」が語るその思いや明かされる事実は、震災後1年たった今、忘れてはいけない真実とともに私たちの胸につきささる。

監督:岩井俊二 企画・制作:ロックウェルアイズ
製作:「friends after 3.11【劇場版】」製作委員会

出演:松田美由紀(俳優)、岩井俊二(映画監督)、小出裕章(京都大学原子炉実験所助教授)、上杉隆(ジャーナリスト)、後藤政志(元東芝・原子炉格納容器設計者)、吉原毅(城南信用金庫 理事長)、田中優(環境活動家)、飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)、清水康之(自殺対策支援センターライフリンク代表)、鎌仲ひとみ(映像作家)、小林武史(音楽プロデューサー)、山本太郎(俳優)、岩上安身(ジャーナリスト)、武田邦彦(工学者)、北川悦吏子(脚本家)、藤波心(脱原発アイドル)、タン・チュイムイ(映画監督)


エンディングテーマ:『ブレス』野田洋次郎(RADWIMPS)宣伝サポート:樂舎

予告編:http://www.youtube.com/watch?v=Y5t7itRRVy
  (・・最初に鎌仲ひとみ監督が!)

ウェブサイト:http://iwaiff.com/fa311/(岩井俊二映画祭ウェブサイト内特設ページ)


 

2012年1月28日

ご紹介いただきました!「イエロー・ケーキ」シンポジウム [ ]

先日の「イエロー・ケーキ」公開記念シンポジウムの様子をご紹介いただきました!

山本太郎、原発は「まったく未来がない」と再認識(映画.comニュースより)
http://eiga.com/news/20120126/14/

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[映画.com ニュース] 俳優の山本太郎が1月25日、東京・港区の東京ドイツ文化センターで行われた「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」の公開記念シンポジウムに、メガホンをとったヨアヒム・チルナー監督とともに出席した。原子力発電の燃料として使われるウランの採掘の裏側を暴くドキュメンタリー。昨年発生した福島第一原発の事故後、脱原発を訴え奔走している山本は「この映画を見て、原発はまったく未来がないエネルギーだと再認識した。しがみついているのは、甘い汁を吸いたいわずかな人たちだけ。誰も得していない」と語った。

映画はウランの鉱石採掘の段階で、処理不可能な放射性物質が大量に発生している事実を、5年間にわたる取材で明らかにする。タイトルは天然のウラン鉱石を精錬して生まれる、原子力発電の燃料となる"黄色い粉末"を指す。チルナー監督が「専門家の意見に耳を傾けてはいけません。原発を停止すると、電力供給ができなくなるという論理こそ最大のウソ。情報や数字に惑わされず、内なる声に従ってほしい。日本の皆さんには絶対に(脱原発を)あきらめないでほしい」とエールを送ると、山本をはじめ、観客は拍手喝さいだ。

シンポジウムには「ミツバチの羽音と地球の回転」「六ヶ所村ラプソディー」など原発・放射能問題を追い続ける鎌仲ひとみ監督も出席。岩井俊二監督の「friends after 3.11 劇場版」(3月10日公開)に山本とともに出演しており、「最近、記者の皆さんが『なぜ日本は変わらないのか』と聞いてくるが、私はいつも『あなたが変わらないからじゃない?』と答えている」とメディアの姿勢を批判。山本も「日本では(メディアが)現場レベルで空気を読み、遠慮している面がある。今ある危機をメディアこそが伝えていかないと。地震の活動期ですし、僕はとても焦っています」と意識改革を訴えた。

 

イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」は1月28日から渋谷アップリンクで公開。

(映画.com速報)

2012年1月24日

鎌仲ひとみ作品 2月自主上映情報 [ 上映会情報 ]

今年に入ってからも関心は一層高く、各地でたくさんの観客に迎えられ
ている鎌仲監督です。ほんとうに地域に根を張り、足を運んで、手渡し
でチケットを広めていらっしゃる主催者の皆さん、駆けつけてくださる
皆さんに支えられています!

集客のご相談もお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください!
happykoara3@ybb.ne.jp (小原)
 

鎌仲ひとみ作品の2012年2月 全国自主上映会情報をお知らせします。

☆★☆のマークがある上映会は、鎌仲ひとみ監督がうかがいます。

すべての自主上映情報はこちらです
http://888earth.net/trailer.html

 

**** 「ミツバチの羽音と地球の回転」自主上映会 ****


<埼玉県坂戸市・さいたま市>

2月 4日 (土曜日)
「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会in坂戸市&さいたま市

【会場】①坂戸市コミュニティセンター ホール/坂戸市石井2375-5
     ②さいたま市民会館おおみや 小ホール/さいたま市大宮区下町3-47-8
【プログラム】①開場13:30/上映 14:00  ②開場 18:00/上映 18:30
【参加費】1000円
【主催】子どもたちに自然エネルギーの社会を届ける会
【問合せ先】松澤/048-824-1426

 

<京都府京都市>

 2月 8日 (水曜日)
 
「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会in京都市

【会場】キャンパスプラザ京都/京都市下京区西洞院塩小路下ル
【プログラム】開場 9:30/上映 10:00
【参加費】1000円 ※組合員の方は主催者にお問い合わせください
【託児】有り (別料金)
【主催】生活協同組合生活クラブ京都エル・コープ
【問合せ先】奥田/075-934-7370
【ホームページ】 http://kyouto.seikatsuclub.coop/
    


<大阪府柏原市>☆★☆

2月 11日 (土曜日)
 
「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会+鎌仲監督トーク in柏原市

【会場】リビエールホール 小ホール/柏原市安堂町1-60
【プログラム】
10:00 開場
10:30 上映1回目
13:30 上映2回目
15:50 鎌仲監督×武藤北斗さんトーク(約50分予定)        
【参加費】前売り1000円、当日1200円 ※中高生以下は主催者にお問い合わせください
【主催】柏原市消費生活研究会
【問合せ先】山本/072-972-0467
●を@にしてください

 

<福島県田村郡>

2月 11日 (土曜日)
 
「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会in田村郡三春町

【会場】三春交流館まほら 小ホール/田村郡三春町字大町191
【プログラム】1回目 開場   9:30/上映 10:00
        2回目 開場 13:00/上映 13:30
【参加費】1000円   ※高校生以下のかたは主催者にお問い合わせください
【主催】大空会
【問合せ先】大河原/080-6039-7237 

 

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2012年1月23日

25日「イエロー・ケーキ」シンポに山本太郎さんも登壇決定! [ イベント情報, 鎌仲監督スケジュール ]

鎌仲ひとみが登壇予定の「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという名の嘘」ヨハヒム・チルナー監督来日記念特別先行有料試写会+シンポジウム に、
俳優の山本太郎さんの登壇が緊急決定しました!
http://888earth.net/staffblog/2012/01/post-217.html

 

山本太郎P.jpgのサムネール画像

二人の映画監督と、切れ味のいいトークで全国から引っ張りだこの山本太郎さん、どんなお話が聴けるか、本当に楽しみですね。
みなさま、お申し込みはぜひお早めに!

山本太郎さんのtwitterも要チェックです(^.^)

https://twitter.com/yamamototaro0

 

25日の詳細は、こちらです。

http://pandorafilms.wordpress.com/roadshow/yellow/preview/

シンポジウムは上映終了後です。

テーマは、<ドイツと日本 なぜ日本では原発を全廃できないのか?>

登壇者(予定): ヨアヒム・チルナー監督
鎌仲ひとみ監督(「ミツバチの羽音と地球の回転」) 
山本太郎さん(俳優) ほか

 

***************

鎌仲ひとみ監督が映画「イエロー・ケーキ」に寄せたメッセージ


「地球の内臓をえぐるその先には・・」


連なる放射性残土の山

 

原子力発電の燃料はウランだということを多くの人々は知っているだろう。

しかし、それを知っていたとしても、それが掘り出される鉱山の現場がどうなっているのか、知る人は本当にごくわずかだと思う。私は「六ヶ所村ラプソディー」という映画で

原子力発電所で使い終わったウラン燃料が再処理される現場とそこで生きる様々な

人々を描いた。使用済み核燃料は10万年間、放射線を出し続ける。それを安全に

保管することが果たして可能なのか?2011年に起きた東京電力福島第一原発事故によって原発がよしんば停止しても冷却が喪失されれば燃料が過熱して溶け出し、環境に飛散することがあからさまに露呈した。加えて、原子炉から取り出したプールの中の使用済み核燃料までも冷却を喪失すれば放射性物質を放出する危険があることも明らかになった。

 

電力の大量消費による経済成長を支えた原発がいかに巨大なリスクを孕んでいたのか、その実際を日本人は生きなければならなくなった。未だ54基の原発があり、年間千トンの使用済み核燃料を排出するが、これは下流の問題だ。はるか、上流にはウラン鉱山という源流が控えている。この「イエローケーキ」を観て、まず驚かされるのはウランを掘り出したその後の姿だ。延々と連なる放射性残土の山々の果てしなさはいったい何を象徴しているのだろうか?

 

(中略)

 

「経済」が命を凌駕する

 

原発を建てたい電力会社が現地にお金をばら撒くように、ウラン鉱山もまた「雇用」とい

う誘惑を現地にもたらす。原子力産業がいかに世界中にその触手を伸ばしているのかこの映画は余すところなく描いている。「環境」を「経済」に替えようとする人々と、「命」をはぐくむ「環境」を決して売り渡したくない人々、その両方の姿がこの映画にはある。

 

これまでは圧倒的な「経済」がもう一方を凌駕し続けてきた。しかし、世界中の巨大な露天掘りウラン鉱はまさしく母なる大地の内臓をえぐる営みだ。「触れてはいけない!」

多くのネイティブが守ってきたウランを地中に留める言い伝えがある。それは自然と人間が一体となって生きていたころからの知恵だ。そのような知恵にこそ私たちは帰っていかねばならないのだろう、とウランを掘る人々のある意味、あさましい姿から強烈に教えられる。

 

                               鎌仲ひとみ

2012年1月21日

飯田哲也×後藤正文×鎌仲ひとみ「僕らが選択するエネルギーの未来」vol.1 [ メディア掲載 ]

きのうのフジテレビ「僕らの音楽」にNO NUKES Tシャツで出演していた(*^_^*) 後藤正文さんが編集長を務める「The Future Times」創刊号に掲載されていた鼎談の前半(鎌仲ひとみ×後藤正文の部分)が、WEBでも読めるようになっています!

  http://www.thefuturetimes.jp/

http://www.thefuturetimes.jp/archive/no01/energy1_1/


 
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      (一部抜粋)

後藤 「今日は、原発ってなんで危ないの?っていうか、何が問題かっていう話をせっかくだからしましょう。僕は『六ヶ所村ラプソディー』がきっかけだったんです。核廃棄物って捨てる場所がないんだっていう驚きがまずありました」

鎌仲 「私は『六ヶ所村ラプソディー』を作っておいてよかったなって思ったのは、やっぱり、原発について全然知らなかった人が、あれを観てある程度、なんだかおかしいことがあるらしいぞ〜みたいな。その根本は何なのかということを考えはじめた人達が多少はいたこと。全然そういう人達がいないで今回の事故になっていたら、まっさらな人達は混乱しているだけで、なんかベースになる知識とか思考がある程度準備されていないと、今回のことは、何がなんだか分かんないと思うな」

後藤 「僕はあれがあって原発に興味を持ったから。3月12日の段階で"これは、まずい"と。本当にこれはもしかしたら絶望的なことが起きるかもしれないという恐怖感がありました」

鎌仲 「ホントまずいよね。そういうのがあった人とただボーっとしてた人がいたんだよね。でっかいマスクしてた人もいたしね。そういう認識があるかないか。それはやっぱり教科書の中で原発推進派が言うように"自然界にも放射能があるんだよ。こういう風に何ミリなら大丈夫なんだよ"みたいな。そういうのを小学校の頃から刷り込まれてくると"だって大丈夫なんだろ"みたいな、そこのギャップが今どんどん拡大再生産されているような気がするんだよね」

後藤 「原発を作るだけでもいろんな自治体でいろんな問題が起きるじゃないですか。上関原発とかもそうだし、住民が真っ二つになるようなことに繋がる。そういう問題を積み重ねることに加えて、おおもとの使用済核燃料を最終的に処分する場所がない。それじゃ結論が見つかるわけないじゃんって」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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ほかの記事も読みごたえ満点なので、実物をGETできなかった方は、ぜひともすみずみまでお読みください!

未来について話そう 編集長通信
http://www.thefuturetimes.jp/gotoh/

福島からの声
http://www.thefuturetimes.jp/archive/no01/fukushima/

今泉亮平×木下理樹×後藤正文
http://www.thefuturetimes.jp/archive/no01/energy1_0_5/

フリーペーパーは大人気で、もうなくなっているところが大半と思われますが、一応配布場所もCHECK!


The future times  配布場所
http://www.thefuturetimes.jp/list/#chubu

 

鼎談の後半が出ましたら、またお知らせします!

 

staff  コハラ

2012年1月20日

「人間が始めたものは、人間がやめればいい。」28日、さらば戦争!映画祭 [ イベント情報, 鎌仲監督スケジュール ]

1月28日開催!第7回開催さらば戦争!映画祭で「ヒバクシャ ~世界の終りに~」の上映と鎌仲監督と関根健次さんのトーク、学生とのトークセッションがあります! 
ぜひお得な前売り券でどうぞ♪

http://sarasen.noblog.net/blog/h/11277693.html

 

~第7回 さらば戦争!映画祭~


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「人間が始めたものは、人間がやめればいい。」



■日時:2012年1月28日(土)10:00~20:30(9:40開場)

■会場:在日本韓国YMCA スペースYホール(地下)
   〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-5-5 TEL 03-3233-0611
アクセス:[JR水道橋駅徒歩6分][御茶ノ水駅徒歩9分][地下鉄神保町駅徒歩7分]

■チケット *全席自由、1日通し券のみ
前売り券:2,000円 当日券:2,500円
特別割引券:1,500円(前売り・当日共通)
割引対象:学生、障害者(+付き添い1名)、被爆者、中国残留邦人、東日本大震災被災者の方
前売り券のお申込み:メールsarasen.ff☆gmail.com (☆を@に変えてお送りください)
          FAX 03-3834-2406

■上映プログラム 

10:00~ 開会のご挨拶

10:05~ オープニング招待作品『愛しきソナ』上映(82分)
11:30~ 『愛しきソナ』ヤン・ヨンヒ監督のトーク

11:50~ 休憩(昼食)(60分)

12:50~ 『カタロゥガン!ロラたちに正義を!』上映(80分)
14:10~ 『カタロゥガン!ロラたちに正義を!』竹見智恵子監督のトーク
14:30~ 休憩(10分)

14:40~ 『ヒバクシャ 世界の終わりに』上映(116分)
16:40~ 鎌仲ひとみ監督と関根健次氏による特別対談
17:10~ UFPFF 国際平和映像祭応募・受賞作品上映
17:30~ 休憩(10分)

17:40~ 特別企画トークセッション『今こそ語り継ぐ、戦争と平和』
18:20~ 休憩(10分)

18:30~ 実行委員長からのご挨拶
18:40~ 『弁護士 布施辰治』上映(70分)
20:20~ 閉会のごあいさつ

2012年1月18日

【急遽開催!】UPLINKで鎌仲ひとみ監督特集、30日はトークあり! [ ]

【急遽開催!】鎌仲ひとみ監督特集 三部作上映! お見逃しなく!

30日(月)鎌仲ひとみ監督×小泉修吉氏(「グループ現代」会長)によるトークショーあり

【上映作品】
『ミツバチの羽音と地球の回転』(2010年/135分)
『ヒバクシャ~世界の終わりに~』(2003年/117分)
『六ヶ所村ラプソディー』(2006年/119分)
『ぶんぶん通信 no.1』(2009年/70分)

【日時】
1/30(月)

19:45開場

20:00~トークショー(出演:鎌仲ひとみ、小泉修吉(「グループ現代」会長))

20:30~上映『ミツバチの羽音と地球の回転』

2/1(水)

15:30~『ぶんぶん通信 no.1』

17:00~『ヒバクシャ~世界の終わりに~』

19:30~『六ヶ所村ラプソディー』

【場所】アップリンク(渋谷区)
http://www.uplink.co.jp/
http://www.uplink.co.jp/info/map.html

【料金】
『ミツバチの羽音と地球の回転』一律¥1500(予約できます)
※『イエロー・ケーキ』割引あり!・・・『イエロー・ケーキ』ご鑑賞の半券ご提示で、¥1300に割引になります。
●予約方法
『ミツバチの羽音と地球の回転』トーク付き上映への参加予約をご希望の方は、
(1)お名前
(2)人数
(3)電話番号
以上の要項を明記の上、 件名を「予約/「ミツバチの羽音」トーク付き上映」として、
factory@uplink.co.jp <mailto:factory@uplink.co.jp>までメールでお申し込み下さい。


『ヒバクシャ~世界の終わりに~』(2003年/117分)
『六ヶ所村ラプソディー』(2006年/119分)
『ぶんぶん通信 no.1』(2009年/70分)
各¥1000
※3作品ご鑑賞で¥2700

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311以後を生きる

福島原発の事故によってすでに膨大な放射性物質が環境に放出されてしまった。
放射性物質は自然循環に入り込み、私たちの元へとやってきた。
「ヒバクシャー世界の終わり」で私はヒロシマ・ナガサキ以降にうまれた新しい「ヒバクシャ」にイラクで出会った。
石油争奪戦争に打ち込まれた原子力産業のごみから作られた劣化ウラン弾がイラクの子供たちから命を奪っていた。
遠いイラクで起きていることと私たちが日本で毎日電気を使う生活がつながっていることをあまりにも多く人々が知らなかった。
原子力発電に頼ることの内実、意味を「六ヶ所村ラプソディー」で問いかけた。
原発の正体、放射能汚染の危機を知ってもらいたかった。
そして、「ミツバチの羽音と地球の回転」で原発から足を抜く希望を描いた。
希望へと至る道程には絶望が埋め込まれている。そこを経ることなくして希望を手にすることはない。
二本の映画を観て311以降に生きることの意味を見出していただきたい。
そして考えていただきたい私たちはこれから何をするのかを。

メッセージ:鎌仲ひとみ

2012年1月13日

「スピボイ」インタビューUP! 豪田トモ監督×鎌仲ひとみ監督 [ メディア掲載 ]

「スピボイ」のWEBにインタビューが掲載されています!

「子どもたちの未来のためにいま選択すべきこと」

http://www.spiritualvoyagers.jp/interview_vol044.html

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2010年公開映画「うまれる」の監督 豪田トモ監督との対談です。

鎌仲監督絶賛のドキュメンタリー映画「うまれる」
http://www.umareru.jp/

「うまれる」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=TvHcS-u7wvA

インタビューアーは、豪田監督の友人であり「スピボイ」を主宰されて
いるワダタツヤさんです!


大変中身の濃い、いい対談になりました。
音声と文字起こし、両方ありますので、ぜひとも読んで、聴いてくださいませ!

http://www.spiritualvoyagers.jp/interview_vol044.html

(以下一部抜粋)

続きを読む "「スピボイ」インタビューUP! 豪田トモ監督×鎌仲ひとみ監督"

2012年1月12日

14日、脱原発世界会議で菊川×鎌仲トーク、「ミツバチの羽音と地球の回転(英語版)」上映! [ ]

いよいよ今週末に迫った脱原発世界会議! 世界各国から数千人が集まります。

http://npfree.jp/index.html

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14日(土) に、六ヶ所村の「花とハーブの里」の菊川慶子さんと鎌仲ひとみ監督のトーク「核燃に頼らない村づくり」と「Ashes To Honey(ミツバチの羽音と地球の回転 英語版)」の上映があります!
パシフィコ横浜に行かれる方は、どうぞご参加下さい!

 

☆彡「核燃に頼らない村づくり」 菊川慶子さん×鎌仲ひとみ監督

1月14日午後7時~8時30分  場所 313+314 

☆彡「Ashes To Honey(ミツバチの羽音と地球の回転 英語版)」上映

1月14日 14:45~16:45   場所 421

http://npfree.jp/program.html#theater

http://888earth.net/en/introduction.html

 

鎌仲ひとみも脱原発世界会議に 賛同のメッセージを寄せています!

http://npfree.jp/message.html#post-120

取り返しがつかない汚染をもたらした原発事故のその後を私たちはどうするのか?日本が原発をやめ、世界に売り込みのもやめる、それが世界から原発をなくす最初のステップになるように私たちが世界と繋がって声を上げねばならないはず。そして、今も被曝し続ける子どもたちを一刻も早く放射能から守るためにこの会議が継続的に活動を続ける礎を残すことを切望します。原発の廃止をただ言葉で求めるだけではなく行動する主体そのものになれるように。

                (鎌仲ひとみ)

2012年1月11日

25日「イエローケーキ」監督と鎌仲監督対談! [ イベント情報, 鎌仲監督スケジュール, 鎌仲監督便り ]

ヨハヒム・チルナー監督来日記念
特別先行有料試写会+シンポジウム

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日時 1月25日(水)18:00 開場/18:30 上映

会場 東京ドイツ文化センター(東京都港区赤坂7-5-56/地下鉄青山一丁目駅A4出口から赤坂郵便局方面へ徒歩5分)

シンポジウム
上映終了後(20:20頃)開始予定
登壇者(予定): ヨアヒム・チルナー監督
鎌仲ひとみ監督(「ミツバチの羽音と地球の回転」) 他
テーマ:<ドイツと日本 なぜ日本では原発を全廃できないのか?>
料金 1500円均一

※参加希望の方は、事前に電話による予約をお願いします。

予約・問い合わせ先 パンドラ 03-3555-3987 (平日10:00~18:00)
予約受付開始 1月10日(火)定員になり次第締め切り/当日券有

※前売券はお使いになれますが、お持ちの方も電話予約をお願いします。
なおFAX及びメールでは受付けておりません。予めご了承願います。

※聴覚障害の方に限りメールもしくはfaxでご予約ください。予約番号を返信しますので、その返信をプリントアウトして、当日会場受付にご持参ください。
申込みメールアドレス info@pan-dora.co.jp fax 03-3555-8709

 

2012年1月 7日

年頭の挨拶 ~鎌仲ひとみより  [ 鎌仲監督便り ]

dc123132.jpg新しい年が始まりました。

2011年は原発震災によって日本全体が文字通り激震した年となりました。そんな激動の時期に皆様方の熱いご支援で「ミツバチの羽音と地球の回転」は全国、世界で上映の輪を広げることができました。

改めて心より感謝申し上げます。

 

そして、ずっと心の中にありながら言葉として発することができなかった、今回の災害の犠牲者の方々へ心よりの哀悼の気持ちを皆様と共有させていただきたいと思います。

命の尊さを心に刻んで、新しい年を歩んでいきたいと思います。

 

原発震災はこれまで私たちがやってきたことへ、大きな「駄目出し」をしたのではないかと感じています。

持続不可能なあり方は日本の社会の隅々に存在しています。

何よりもまず、エネルギーを持続可能なものにする必要があります。

まずは持続可能なエネルギーを目指すという決意が求められているのではないでしょうか? 

 

今年は上映会行脚と同時に「内部ひばくを生きる」と題した短編のビデオをつくります。そして、引き続き、原発震災とメディアをテーマに本編も作りたいと思っています。

 

皆様にとって良い年になりますように

これからもどうぞつながりあっていけますように!

 

     2012年 1月7日

            鎌仲ひとみ

 

   

            写真は「祝島フォト情報」より  http://iwai-island.jp/

2012年1月 5日

2012年もどうぞよろしくお願いいたします。 [ 制作スタッフ便り, 鎌仲監督便り ]


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旧年中はたくさんのあたたかなご支援をどうもありがとうございました。

 

新しい年がはじまりました。

2011年にあった悲しいことにより、いまだに多くの方が

喪失感のただなかにいらっしゃるということを思うと、

いつものようには手ばなしで新年の到来を祝うような気持ちにもなれませんが、

何とか、そういう方々にも沢山の希望を届けられる1年にしたいものです!

ひたすらに、お気持ちが1日も早く少しでも穏やかになられるようお祈り申し上げます。

また、できることをやり続けることと、この大震災のことを決して忘れず

いつも反芻していくことだけは忘れないようにしたいと思います。


そして、2012年は

これから生まれ育つ子どもたちのこと、

事故によりふるさとを追われた方々のこと、

事故収束のための現場作業を今も続けられている方々のこと、

・・・

色々な人たちの命や生活に、自分の暮らしが責任を負っているということに

いっそう強い思いで向き合っていく年になることでしょう。

堂々と胸をはって使えるエネルギーを選択できる世界の実現を願いながら、

今年も、皆さまのパワーに励まされ、鎌仲ひとみ監督も、上映部も走り続けます!

皆さまどうぞ変わらぬ応援をよろしくお願い申し上げます!


ミツバチ上映チーム一同

小原美由紀

五島歩

和田佳代子