年頭の挨拶 ~鎌仲ひとみより
新しい年が始まりました。
2011年は原発震災によって日本全体が文字通り激震した年となりました。そんな激動の時期に皆様方の熱いご支援で「ミツバチの羽音と地球の回転」は全国、世界で上映の輪を広げることができました。
改めて心より感謝申し上げます。
そして、ずっと心の中にありながら言葉として発することができなかった、今回の災害の犠牲者の方々へ心よりの哀悼の気持ちを皆様と共有させていただきたいと思います。
命の尊さを心に刻んで、新しい年を歩んでいきたいと思います。
原発震災はこれまで私たちがやってきたことへ、大きな「駄目出し」をしたのではないかと感じています。
持続不可能なあり方は日本の社会の隅々に存在しています。
何よりもまず、エネルギーを持続可能なものにする必要があります。
まずは持続可能なエネルギーを目指すという決意が求められているのではないでしょうか?
今年は上映会行脚と同時に「内部ひばくを生きる」と題した短編のビデオをつくります。そして、引き続き、原発震災とメディアをテーマに本編も作りたいと思っています。
皆様にとって良い年になりますように
これからもどうぞつながりあっていけますように!
2012年 1月7日
鎌仲ひとみ