2013年4月25日

【記事掲載】東京新聞"言いたい放談"2回目の記事が掲載されました! [ メディア掲載, 鎌仲監督便り ]


※東京新聞、担当の記者さんより許可をいただき、転載させていただきます!


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「疎明」で動かす原発 鎌仲ひとみ

 

2013424日 東京新聞朝刊 放送芸能面「言いたい放談」に掲載)

 

4月16日、大阪地裁で大飯原発三・四号機運転停止仮処分を求める裁判の判決が出た。

小野憲一裁判長は原告の申し立てを棄却した。

まず三つの活断層が同時に動く可能性があることを認めた。

そうした場合、原子炉の暴走を止める制御棒が何秒で挿入されるか。

原告は2.2秒を超える、と主張。関電は1.8秒位だから大丈夫と主張。

関電はこれを独自の計算であり、国に計ったものではないことを文書で認めた。

核暴走は0.1秒の遅れが命取りとなる。

 

結果、判決では関電の「独自の」計算を全面的に支持した。

加えて、原発敷地内の活断層について、これは活断層ではなく地滑りと考えるのが妥当、と裁判長自らが判決文に書き込んだ。

敷地内の活断層に関しては目下、専門家の議論が続いており、実は結論が出ていないのにも関わらず裁判長は「独自の」判断を示した。

 

そして、ここが重要。「安全上の基準を満たしていることが疎明された」と結論したのだ。

 

「「疎明」って何?と調べてみると 「どうも確からしいと裁判官が推測できる状態」だと。

 

原告の一人、武藤北斗さんは 「三権分立とは何かと。誰が電力会社の暴走を止めるのか、司法ではないのか」。

彼は311で石巻の水産工場を流され、一日、家族六人がコップ一杯の水を分け合って生き延び、乳飲み子を連れて大阪へ避難移住した体験を持つ。

原発安全神話への回帰を強く懸念している。


2012年10月 9日

鎌仲監督10月11月の講演会予定 [ お知らせ, イベント情報, 講演会情報, 鎌仲監督スケジュール, 鎌仲監督便り ]


鎌仲ひとみ監督は、三週間のチェルノブイリ滞在を終え、元気に帰ってまいりました。

今日からお久しぶりの四国・高知を皮切りに講演の旅に出かけます!

お近くの講演会に、ぜひお出かけください。

新しい作品作りもはじめながら、来月はフランスでの上映会も企画していただいています。

1011月の講演会予定をお知らせいたします。

各地の主催者のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

10月>

 

 6日 立教女学院(東京都)

 7日 四万十市立中央公民館(高知県)

 8日 自由民権記念館(高知市)

11日 コール田無(西東京市)

13日 古河市地域交流センター「はなももプラザ」(茨城県)

14日 草加市立中央公民館(埼玉県)

15日 久留米大学(福岡市)

16日 パシフィコ横浜(神奈川県)

19日 東洋大学(東京都)

20日 多摩市立永山公民館ベルブホール(東京都)

   川口市立戸塚小学校(埼玉県)

   慶應義塾大学三田キャンパス(東京都港区)

21日 港区立消費者センター(東京都)

25日 アップリンク(東京都渋谷区)

26日 チサンホテル(兵庫県神戸市)

27日 生活クラブ館 スペース1・2(東京都世田谷区)   

28日 十和田市東公民館(青森県)

31日 鎌倉市福祉センター(神奈川県)

 

 

11月>

 

 1日 テンプル大学(東京都)

 2日 グリーンホール相模大野(神奈川県)

 3日 岡崎商工会議所大ホール(愛知県岡崎市)

 4日 千葉市生涯学習センター(千葉市中央区)

 6日 長野市生涯学習センター(長野県)

 8日 早稲田大学(東京都)

 9日 長崎 上五島

10日 長崎市

12日~13日 ヒミング(富山県氷見市)

15日 ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川県)

17日 サンアルプス大町(長野県大町市)

18日 世田谷区奥沢区民センター(東京都)

20日~27日 フランス ナンテール、パリ

30日 ティールグリーン(東京都大田区)

 

 

 以上、101日現在の鎌仲監督の予定です!

 

 《監督講演依頼》

 

 ■マネージャー:小原(こはら) happykoara3ybb.ne.jp

 

   ※◆部分は@が入ります。

 

なお、今年12月末までの講演会受け付けは終了いたしました。

今後も、講演をご希望の方はお早目のお申込みをお願いいたします!

 

こちらのアドレスで、上映会、講演会の集客のご相談などもアドバイスさせていただいています。

一緒に考えましょう!

お気軽にご連絡くださいませ!

 

2012年9月 7日

鎌仲監督 9月・10月講演予定 [ お知らせ, イベント情報, 講演会情報, 鎌仲監督スケジュール, 鎌仲監督便り ]

暑かった夏も終わりに近づきましたね。鎌仲監督は元気に日本中を駆け巡る日々を送っています。

各地で上映会を企画されている皆さん、本当にありがとうございます!

好評「内部被ばくを生き抜く」の第二弾撮影のため、鎌仲監督は今月半ばから写真家の森住卓さんと、チェルノブイリに向かいます!

帰国後の報告をお楽しみになさってくださいね!

みなさまも、残暑厳しい日々、お身体ご自愛ください!

910月の講演会予定をお知らせします!

 

 

9月>

 

 1日 内灘町役場 町民ホール(石川県)

    石川県 鳥越スポーツランド(石川県)

 2日 和倉温泉観光会館(石川県)

 3日 山水人(滋賀県)

 5日 北沢タウンホール(東京都)

 6日 スペース・オルタ(神奈川県)

 8日 ウェルパルくまもと(熊本県)

 9日 市民交流プラザ(広島市)

13日 北沢タウンホール(東京都世田谷区)

   北野市民センター (東京都八王子市)

15日~104日 チェルノブイリ  取材・撮影

 

10月>

 

 6日 立教女学院(東京都)

 7日 四万十市立中央公民館(高知県)

 8日 自由民権記念館(高知市)

11日 コール田無(西東京市)

13日 古河市地域交流センター「はなももプラザ」(茨城県)

14日 草加市立中央公民館(埼玉県)

15日 久留米大学(福岡市)

19日 東洋大学(東京都)

20日 多摩市立永山公民館ベルブホール(東京都)

   川口市立戸塚小学校(埼玉県)

   慶応大学日吉キャンパス(神奈川県)

21日 港区立消費者センター(東京都)

26日 チサンホテル(兵庫県神戸市)

27日 生活クラブ館 スペース1・2(東京都世田谷区)   

28日 十和田市東公民館(青森県)

31日 鎌倉市福祉センター(神奈川県)

 

 

 以上、831日現在の鎌仲監督の予定です!

 

 《監督講演依頼》

 

 ■マネージャー:小原(こはら) happykoara3ybb.ne.jp

 

   ※◆部分は@が入ります。

 

なお、

今年12月までの講演会受け付けは終了いたしました。

今後も、講演をご希望の方はお早目のお申込みをお願いいたします!

 

こちらのアドレスで、上映会、講演会の集客のご相談などもアドバイス

させていただいています。一緒に考えましょう!お気軽にご連絡くださ

いませ!

2012年8月 6日

鎌仲ひとみ監督 8月・9月スケジュール [ お知らせ, 講演会情報, 鎌仲監督スケジュール, 鎌仲監督便り ]


鎌仲ひとみ監督の講演会スケジュールをお知らせいたします。

 

「鎌仲監督vs福島大学一年生」、「原発の、その先へ ミツバチ革命が始まる」の新しい二冊の著書も好評で、先月末には「ミツバチの羽音と地球の回転」がついにDVDに!ますます元気に全国を飛び回っている、鎌仲監督です。


 

8月>

 

2日 名古屋大学(愛知県)

3日 キャンパスプラザ京都(京都市)

4日 パルぷらす@たつみ(東京都江東区)

4日 沼津市立図書館4F視聴覚ホール(静岡県)

5日 豊田産業文化センター (愛知県)

6日 西本願寺高岡会館(富山県高岡市)

9日 東彼杵町総合会館グリーンハートホール(長崎県)

10日 J-Cast Friday

11日 メセナホール(長野県須坂市)

12日 上野原市もみじホール会議室​2(山梨県)

23日 石川県地場産業振興センター(石川県金沢市)

23日 本覚寺(石川県小松市)

25日 朱鷺メッセ2Fメインホール​A(新潟市)

26日 福岡市男女協働参画推進センターアミカス(福岡市)

27日 福岡県糸島市

31日 サンエールさがみはらホール(神奈川県)

 

 

9月>

 

1日 内灘町役場 町民ホール(石川県)

1日 石川県​鳥越スポーツランド(石川県)

2日 和倉観光会館(石川県)

5日 北沢タウンホール(東京都)

6日 スペース・オルタ(神奈川県)

8日 ウェルパルくまもと(熊本県)

9日 市民交流プラザ(広島市)

15日~104日 チェルノブイリ  取材・撮影

 

以上、82日現在の鎌仲監督の予定でした!

 

《監督講演依頼》

 

■マネージャー:小原(こはら) happykoara3ybb.ne.jp

   ※◆部分は@が入ります。

 

なお、

10月までの講演会受け付けは終了いたしました。

11月についても、おかげさまでたくさんの方々にお声かけいただいており、

土日の予定はすでに埋まっております。

講演をご希望の方はお早目のお申込みをお願いいたします!

 

2012年6月19日

鎌仲ひとみ監督イチオシ★映画「うまれる」のご案内 [ お知らせ, 鎌仲監督便り ]


皆さま、「うまれる」という映画をご存知でしょうか?

【「うまれる」ホームページ】
http://umareru.jp/


多くの若いママ&パパ達に
支持されつづけている「妊娠・出産ドキュメンタリー」です。

かつてはアクション映画などを撮っていらした豪田トモ監督が、
2010年、ご自身の第一子のご誕生とともに世に送り出した
"男性の目線をとおした"「妊娠・出産」ドキュメンタリーであるこの映画は、
発表以来、多くのママ&パパ達に支持されつづけています。

★監督によるあらすじ-----
両親の不仲や虐待の経験から親になることに戸惑う夫婦、
出産予定日に我が子を失った夫婦、
子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦、
完治しない障害(18トリソミー)を持つ子を育てる夫婦、

と命を見つめる4組の夫婦が登場し、妊娠・出産だけでなく、
流産・死産、不妊、障害、「子供が親を選ぶ」という
胎内記憶など『うまれる』ということを、幅広く捉える事で、
出産だけではなく、親子関係やパートナーシップ、
そして生きるという事を考える・感じる内容になっております。

また、監督やナレーター(元祖イクメン・タレントつるの剛士)など
メイン・スタッフに男性が多く関わっている事もあり、
「妊娠・出産・育児における男性の様子」にも焦点が当てられており、
「イクメンになりたいけど、どうしたらいいか分からない!」
という男性にも共感できる映画になっています。
-----★

実は、昨年鎌仲ひとみ監督は、
こちらのサイトにて

クエストカフェ
http://www.questcafe.jp/interview/interview_vol044.html

対談をさせていただきました。

「核の問題」と「妊娠・出産」と
一見全く異なるテーマですが、命・絆・暮しを大切にしようとする
メッセージはどちらにも通じるものがあり、すっかり仲良しに。

是非、鎌仲ひとみ作品ファンの皆さまにも、
映画「うまれる」を知って、観ていただけたらうれしいです。

DVDは当面発売の予定がありませんが、まだ全国で自主上映が開催されています。
すでに鎌仲ひとみ作品を全部上映して下さった方、次は「うまれる」の上映会はいかがでしょう?
これまでと違った層の、まわりの方たちとつながるすばらしい機会になるかもしれません。


★鎌仲ひとみ監督からのメッセージ-----
生きる喜びにつなげるために
この12年間で3本の映画を作ってきました。
「ヒバクシャー世界の終わりに」、「六ヶ所村ラプソディー」、
「ミツバチの羽音と地球の回転」です。
どれも核や被ばく問題、エネルギー問題などをテーマにしています。
発端はイラクに取材に行き、劣化ウラン弾で被ばくをしたと思われる
がんや白血病になった子どもたちとの出会いでした。
子どもたちの命が理不尽に失われていく現場で私は
子どもたちをこれ以上被ばくさせたくない、
そのためにはどうしたらいいだろうか?
子どもたちがその命を生ききるために自分に何ができるだろうかと悩みました。
目に見えない放射能、それがいかに命にとって脅威になるか、
多くの人々に知ってもらうしかない、
というのが私が出した結論でした。
そのための映画制作だったのです。
映画「うまれる」は命を生み出す母親たちと生み出された
「命」=子どもの物語です。
今、世界は「命」にとってリスクに満ち溢れています。
子どもを産むという行為がいかに勇気を必要としているか、
私はこの映画から教えられました。
子どもたちは親を選んでやってくるというファンタジーにも感動しました。
そのようにしてこの世界へとやってくる命に私たちはどう向き合ったらいいのか?
豪田監督の込めたメッセージと私の映画に込めたメッセージは
地下水のように繋がりあっています。
だからこそ、両方の映画を観ていただきたいとお互いの
映画を応援しあう関係を結ぶことにしました。
「うまれる」は純粋に「生きる」ことへの喜びにつながっている映画です。
だからこそ、私の映画と併せて観ていただきたいのです。
私の映画もまた、生きることへの喜びにつなげたいと願ってきたから。
-----★

2012年4月 6日

■鎌仲ひとみ出演・岩井俊二監督ドキュメンタリー『friends after 3.11【劇場版】』全国順次公開中!! [ お知らせ, 鎌仲監督便り ]

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仙台出身の岩井俊二監督が、震災後、メディアや国が正しい情報を流さないと感じるなか、信頼できる情報を発信し続けてくれた友人達や専門家の方々、そして地元の親戚などを訪ねて、それぞれの体験と思いを伺ったドキュメンタリー『friends after 3.11【劇場版】』が全国で順次劇場公開中です。


鎌仲監督のほかにも、『原発のウソ』の著者で京都大学原子炉研究所 助教の小出裕章さん、金融界で異例の脱原発宣言をして話題となった城南信用金庫の理事長・吉原毅さん、環境活動家の田中優さん、脱原発運動に尽力する俳優の山本太郎さん、などなど、震災後に情報を求めてインターネットを渡った人達にはオールスターキャストともいうべきラインナップとなっており、それぞれの貴重な情報だけでなく、その本音なども語られた人間ドラマともなっています。
BSスカパー!での放送をご覧いただいた方にも、追加映像が加わった劇場版になっておりまし、劇場で観ることであらためて感じられることも多いはずです。


震災から1年が過ぎ、関東から西の人達の意識が離れていくなか、私たちがどう暮らしていくか、安全な暮らしとは何か等を考えるきっかけとなる作品ですので、この機会をお見逃しなく!


『friends after 3.11【劇場版】』上映スケジュール 

■東京・オーディトリウム渋谷 (03-6809-0538)
    http://a-shibuya.jp/ 

   上映日時:4/6(金)まで 12:30/20:30
         4/7(土)~4/13(金) 18:30


■大阪・梅田ガーデンシネマ (06-6440-5977)
    http://www.kadokawa-gardencinema.jp/umeda/

  上映期間:公開中~4/6(金) 20:20


■兵庫・神戸アートビレッジセンター (078-512-5500)
    http://kavc.or.jp/ 

  上映日時:4/7(土)~9(月) 13:00/19:10
         4/12(木),13(金) 11:20/17:30
 

■横浜 シネマ・ジャック&ベティ (045-243-9800)
   http://www.jackandbetty.net/ 

  上映期間:4/14(土)~公開
 

■京都・京都みなみ会館 (075-661-3993)
    http://kyoto-minamikaikan.jp/ 

  上映期間:4/21(土)~5/11(金)

※今後の情報に関しては公式サイト http://iwaiff.com/fa311 ⇒劇場情報 にて発表いたします。

続きを読む "■鎌仲ひとみ出演・岩井俊二監督ドキュメンタリー『friends after 3.11【劇場版】』全国順次公開中!!"

鎌仲ひとみ、ぶんぶん日記を始める! [ お知らせ, 鎌仲監督便り ]

みなさま、鎌仲ひとみ監督が いよいよ個人ブログを立ち上げました!

twitterやFBではちょっと読めない長文で、鎌仲監督の近況を読んでいただけます!

20120405_kama.JPG

鎌仲ひとみのぶんぶん日記
http://kamanakahitomi.blogspot.jp/
http://kamanakahitomi.blogspot.jp/2012/04/blog-post.html

さて、監督はなにをしているのでしょう・・・? こたえは、こちら ↑ 

 

2012年3月27日

「ミツバチ」上映会収益から、被災地を支援する活動への寄附のご報告 [ お知らせ, 制作スタッフ便り, 鎌仲監督便り ]


昨年の大震災以降、本当に数多くの上映会を全国各地で開催していただきました。
中には、500名以上も来場があった大規模な上映会も。
じゅうぶん余裕のあった上映会の中には、その収益の一部をすすんで東北、福島、祝島を応援する活動へ寄附された方も沢山いらっしゃいました。
私たちは映画を製作し上映を続けることしかできず、直接に現地の方々のお役に立てるわけではありませんが、映画をきっかけとしてこうして全国の皆さまの関心が高まり、間接的に支援に関わらせていただけた、ということに心より感謝いたします。

ただ・・・「ミツバチ」として、もう少し何かできることはないだろうか?
改めて、監督とスタッフと皆でこれまでを振り返りました。

話し合いの末、この1年で私たちに寄せていただいた上映料やカンパの一部を、東日本大震災の被災地や、福島をはじめとする子ども達を守る活動へ、寄附をさせていただくことにいたしました。
寄付先については、色々な活動が展開中で迷いましたが、監督が映画にこめてきた思い、活動の具体性、現場を知る監督の実感などを踏まえ、相談を重ねた上で、今回は下記の3団体様に決めさせていただきました。

以下のとおり内訳とそれぞれの活動内容についてご報告いたします。


総寄付額   160万円


■【子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク】:60万円


福島の子ども達を放射能から守りたい!と、その影響に不安を持つ父母の方々が集まり発足した団体です。
「知識普及」「防護」「避難・疎開・保養」「除染」の4つの基軸にのっとり、2011年5月以降活動を続けてこられました。
福島県ではインターネット普及率が30%台のため、紙のリーフレット配布や講演会、パネル展示などで放射能に対する知識普及につとめたり、不安を抱く人たちの情報交換や相談の場や防護について知識を深める場の設定、安全を確認された野菜のみを販売するカフェの経営など、現地の人たちの暮らしの実情にできるだけよりそいながら、「子どもを守る」ための具体的な方策をすすめてきました。
今年度は、より具体的に、より丁寧に地元の方々と寄り添うことを目指しながら、「知識普及」「防護」「避難・疎開・保養」に関する活動を継続予定です。

■【つながり・ぬくもりプロジェクト】:50万円


「ミツバチ」にも出演された飯田哲也さんが所長を務める環境エネルギー政策研究所(ISEP)主導による本プロジェクト。
自然エネルギーの普及と実用化に向けて尽力する21の団体のご協力のもと、震災後、送電インフラが破壊されてしまった被災地でいち早く、
太陽光発電200ヶ所
太陽熱温水器40ヶ所
バイオマス7ヶ所(2月14日時点)
を設置し、避難所や仮設住宅に暮らす方たちに電気とお風呂のあるあたたかな暮らしを提供されてきました。
今後も、自然エネルギーのより一層の活用と、地域のエネルギー自立を目指し、活動は継続されます。
ミツバチの収益は、街頭を設置するプロジェクトに使用される予定です。

■【NPO法人TEAM二本松】:50万円


二本松市で幼稚園を営む、真行寺副住職の佐々木道範さんが、ご家族を守りたい一心で食品放射能測定を始められたのをきっかけに、継続的に測定事業を行うNPO法人が立ち上がりました。
今回の寄附をきっかけに、「ミツバチ」事務局もその会員として登録していただきました。
会員になると、会報として牛乳等の測定結果の報告、希望する牛乳の無力測定サービスを受けることができます。
専用の機械の購入・メンテナンスにかかる費用や、毎日の測定にかかる労力は決して小さいものではありませんが、今後も、放射能の不安がなくならない限り、半永久的に測定事業は継続します。

★理事の佐々木さんは、鎌仲ひとみ監督次回作にも出演され、その胸中を沢山伺いました。
こちらの詳細についても近日中に発表いたしますので是非ご注目下さいませ!

2012年3月22日

「つくることが生きること」@千代田区 ~25日まで [ イベント報告, 上映会レポート, 鎌仲監督便り ]

今朝の鎌仲監督のつぶやきから

「つくることが生きること」という企画に参加しました。http://wawa.or.jp/blog/000240.html 
わわプロジェクトは被災地での支援のありかたをデザインを通して伝えています。それが素晴らしい!!一見の価値があります。展示だけでも見て下さい。日本の希望がここにありますよ、そう思いました。

微力ながら応援したいです。

~~~~~

会期はあと4日間、25日日曜日までです。
鎌仲の出番は終了しましたが、どうぞお運びください!

http://888earth.net/staffblog/2012/03/3173331-arts-chiyoda.html

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「つくることが生きること」東日本大震災復興支援プロジェクト展
http://2012.wawa.or.jp/
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 わわプロジェクトの里村さんより、感想が届いています。
・・・・・

本日はトークをお聞かせ頂きましてありがとうございました。

映画の上映に関わることで、人が自らのコミュニティや地域との関わりについて
考えるきっかけになるという仕組み作り、とても興味深いお話でした。
完成した映像作品が、鑑賞者と一方的ではない関係を作り出していくこと、
なんて画期的なんだろうと感じました。

映画を製作する時の、取材相手の方々との関わり方もとても魅力的なお話で、
鎌仲監督のお人柄と思いに触れることができ、本当にうれしく思っています。
ずっと監督のお話をお聞きしたいと個人的にも思っておりましたので、
本日聞いたお話をまたゆっくり思い直してみようと思っています。


編集あけのお疲れの時に、ほんとうにありがとうございました。
新作もたのしみにしております。

ますますのご活躍をお祈り申し上げますとともに、
今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

・・・・・・

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3月17日 当日のレポートはこちらです。

http://wawa.or.jp/blog/000240.html

 

【Ustアーカイヴ】3月17日(土)の「六ヶ所村ラプソディー」上映後の、鎌仲ひとみ監督のトークはこちら。

  

 

 

2012年3月 5日

3月4日、富山県高岡市上映会講演会レポート! [ 上映会レポート, 鎌仲監督便り ]

昨日は鎌仲監督の故郷、富山県氷見市に近い、高岡市での上映会でした。

会場は予想を上回る300人を超える観客の熱気で、熱くなっていました!

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上映後の鎌仲監督トークも、たくさんの方が残られ、メモを取ったりして熱心に聞き入っていらっしゃいました。

鎌仲監督は、これまでの作品と意識の変遷、福島原発事故後の現状などを話した後、

チェルノブイリでは25年たって、なにが一番破壊されたかという問いに、「地域のつながり、人と人とのつながり」という声が多く聞かれることを紹介。

今後の課題として、

被災地の中で、そして支援する人たちとの間で、避難先で、いろんなところで徐々にあらわになってきている
「隔たりや分断をどう越えるか」という問題に触れ、乗り越える
ポイントとして三つ挙げていました。

・当事者の意思を尊重する

・自分の意見を押し付けない

・多様な意見を受け入れる

また、映画のタイトルのように「地球の回転」、目の前のことばかりで判断するのではなく、地球を外側から見るような、俯瞰的なものの見方で今自分がやっていることを見る、という提案もしておりました!

主催者のみなさんから、全国映連賞・監督賞のお祝いの花束をいただきました!
とやまのみなさま、ありがとうございました!

CA390739-0001.JPG胸についている缶バッチは近頃話題の「anny」ちゃん、「Bye Bye NUKES!」と手をふっています(*^_^*) こんなかわいい意思表示なら、やってみたいですよね。
http://mission-anny.cocolog-nifty.com/blog/

ステッカーもあります。
気になる方はWEBでチェックしてみてくださいね。

 

そして監督は本日、インドに旅立ちました!
インドでは、映画祭とシンポジウムに出席します!
今の日本の現状について、現地の関心も高いそうです。

staff コハラ